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出版社内容情報
ミシガン大学原子核工学教室のノル教授が長年にわたる講義を基に放射線測定の基礎から応用、研究の現状まで非常に広範な内容を包含した放射線計測の定本。82年、91年に続く第3版として内容を更新、大判化したもの。●項目 1放射線線源 2放射線と物質の相互作用 3計数の統計と誤差の評価 4放射線検出器の一般的性質 5電離箱 6比例計数管 7ガイガーミュラ管 8シンチレーション検出器の原理 9光電子増倍管と光ダイオード 10シンチレータを用いた放射線スペクトル測定 11半導体ダイオード検出器 12ゲルマニウムガンマ線検出器 13その他の半導体検出器 14低速中性子検出法 15高速中性子の検出とスペクトル測定 16パルスの処理と整形 17リニアパルスとロジックパルスの機能 18マルチチャンネルパルス分析 19その他の放射線検出器 20バックグラウンドと検出器の遮蔽
内容説明
本書は米国の名門ミシガン大学原子核工学教室における長年の講義をもとにして書かれた書物の邦訳であり、講義録の上に大幅な肉付けがなされ、放射線測定の基礎から応用、さらに研究の現状まで非常に広範な内容をカバーしている。
目次
放射線線源
放射線と物質の相互作用
計数の統計と誤差の評価
放射線検出器の一般的性質
電離箱
比例計数管
ガイガーミュラー計数管
シンチレーション検出器の原理
光電子増倍管と光ダイオード
シンチレータを用いた放射線スペクトル測定〔ほか〕
著者等紹介
ノル,グレン・F.[Knoll,Glenn F.]
1935年米国ミシガン州生まれ。1957年ケイス工科大学化学工学科卒業。1962年ミシガン大学大学院博士課程原子核工学専攻修了、PhD。1962年~現在ミシガン大学原子核工学・放射線防護学科助教授・準教授を経て教授、途中で学科主任、工学部長を併任。1987年日本学術振興会の招へいで名古屋大学へ。現在米国原子力学会、電気電子技術者協会IEEE.および米国医療・生物工学会のいずれも特別会員(フェロー)。米国工学アカデミー会員。Nucl.Instrum.Meth.誌編集者
木村逸郎[キムライツロウ]
1935年神戸に生まれる。1958年大阪大学工学部電気工学科卒業。1960年同大学工学研究科修士課程原子核工学専攻修了。1961年京都大学に勤務、原子炉実験所助手、助教授、教授を歴任後、88年より工学部原子核工学科教授、99年3月定年退官、同年4月京都大学名誉教授。現在日本学術会議会員、(株)原子力安全システム研究所技術システム研究所長、工学博士、専門は中性子工学、放射線計測学、原子炉安全工学
阪井英次[サカイエイジ]
1932年大阪に生まれる。1955年大阪大学工学部電気工学科卒業。1957年同大学院工学研究科修士課程電気工学専攻修了。1957年日本原子力研究所に勤務。その後同所主任研究員、放射線計測学とくに半導体検出器の研究に従事。工学博士。1988年病没
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