出版社内容情報
半導体産業の成功と失敗の要因を分析し,再び技術立国たるための科学政策を提案する著者揮身の一冊 項目 半導体産業の繁栄と暗雲 復活の条件 科学・技術・産業,の連帯を目指して(アイデアの具現化を後押しする風土を 死蔵される資産-特許他)
内容説明
日本の半導体産業はこのままでは必ず負ける!SOCやファブレスは切り札にならない。米国、台湾、韓国を凌駕するためには、「科学」「技術」「産業」を一体とした、新たな産業強化育成システムこそが必要だ。
目次
プロローグ なぜ半導体なのか?
第1部 半導体産業の繁栄と暗雲(半導体産業の危機;技術のシステム化;「改造」と「改良」が勝ち取った栄光;装置プロセスエンジニアの登場;そびえ立つ壁;落日の予感)
第2部 復活の条件(半導体デバイス・メーカー;SOCとビジネス形態;装置と装置メーカー;新たな産業育成強化システムが必要)
第3部 「科学」「技術」「産業」の連帯を目指して(アイデアの具現化を後押しする風土を;死蔵される資産―特許;ベンチャーの伸び悩みを生む法の未整備―不正競争防止法;いまこそ「研究のマーケティング」を―大学;求められる新たな形式―コンソーシアム;企業は何をすべきか)
エピローグ 科学と技術と産業について
著者等紹介
藤村修三[フジムラシュウゾウ]
1955年兵庫県生まれ。’78年千葉大学理学部物理学科卒。’78年から’98年1月まで富士通、富士通研究所にて半導体プロセスの研究、開発に従事。この間、’93年、’95年に千葉大学、’96年武蔵工業大学で非常勤講師。’97年科学技術庁第56回注目発明受賞。’98年富士通研究所を退職し、米国法人JLM Technology Groupを創設、起業活動を開始。’99年5月に同法人を改称しANNEAL Corporationとして米カリフォルニア州に登録。現在ANNEAL Cororation Chief Technology Officer。博士(工学)。機械振興協会SEMAR委員会委員、通産省国際競争力研究会委員
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