B&Tブックス
半導体立国ふたたび

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784526046452
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C3034

出版社内容情報

半導体産業の成功と失敗の要因を分析し,再び技術立国たるための科学政策を提案する著者揮身の一冊 項目 半導体産業の繁栄と暗雲 復活の条件 科学・技術・産業,の連帯を目指して(アイデアの具現化を後押しする風土を 死蔵される資産-特許他)

内容説明

日本の半導体産業はこのままでは必ず負ける!SOCやファブレスは切り札にならない。米国、台湾、韓国を凌駕するためには、「科学」「技術」「産業」を一体とした、新たな産業強化育成システムこそが必要だ。

目次

プロローグ なぜ半導体なのか?
第1部 半導体産業の繁栄と暗雲(半導体産業の危機;技術のシステム化;「改造」と「改良」が勝ち取った栄光;装置プロセスエンジニアの登場;そびえ立つ壁;落日の予感)
第2部 復活の条件(半導体デバイス・メーカー;SOCとビジネス形態;装置と装置メーカー;新たな産業育成強化システムが必要)
第3部 「科学」「技術」「産業」の連帯を目指して(アイデアの具現化を後押しする風土を;死蔵される資産―特許;ベンチャーの伸び悩みを生む法の未整備―不正競争防止法;いまこそ「研究のマーケティング」を―大学;求められる新たな形式―コンソーシアム;企業は何をすべきか)
エピローグ 科学と技術と産業について

著者等紹介

藤村修三[フジムラシュウゾウ]
1955年兵庫県生まれ。’78年千葉大学理学部物理学科卒。’78年から’98年1月まで富士通、富士通研究所にて半導体プロセスの研究、開発に従事。この間、’93年、’95年に千葉大学、’96年武蔵工業大学で非常勤講師。’97年科学技術庁第56回注目発明受賞。’98年富士通研究所を退職し、米国法人JLM Technology Groupを創設、起業活動を開始。’99年5月に同法人を改称しANNEAL Corporationとして米カリフォルニア州に登録。現在ANNEAL Cororation Chief Technology Officer。博士(工学)。機械振興協会SEMAR委員会委員、通産省国際競争力研究会委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

monotony

2
すでに絶版してしまっているようだけど、MOTの講義で学んだ藤村教授の原点はここにあったのかと思える一冊。講義でも扱った技術の階層性やモジュール化という概念が国内外の半導体および半導体装置産業の隆盛の中から藤村先生らしい厳密な議論によって導かれていく。これは手元に残しておきたい一冊。2020/05/09

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