出版社内容情報
次世代の環境対応型電気自動車が注目され、各社で研究開発が進められている。本書は、わが国で初めて電気自動車の研究を手がけ第1号車となった電気自動車“ルシオール”の開発・実験を通してみた現状の課題と、今後の見通しを技術的側面から読み物風にまとめたもの。
内容説明
本書で書かれていることの中心は、一台の電気自動車を開発したことの紹介です。この開発には他の多くの技術開発や研究にも共通して言えることが含まれています。この本は電気自動車の解説書であると同時に、技術開発の一般的な方法を理解してもらうことに、より力点が置かれています。
目次
第1章 カリフォルニアの試乗会にて
第2章 電気自動車は本質的に省エネ
第3章 モーターを車輪に入れるという発想
第4章 機能の向上がもう一つの要件
第5章 性能と機能が一台の車に
第6章 評価