出版社内容情報
「簡便自働化」とは自社のノウハウ・工夫・使いやすさなどの知恵を組み込んだ，コストをかけない設備装置づくりのこと．簡便自働化の実際を紹介．◆項目 組立作業の簡便自働化 機械加工の簡便自働化 搬送・運搬の簡便自働化 ほか
内容説明
ＣＥＬＬ生産方式とは、１オペレーターが極小単位で生産する方式をいう。特に組立工程・テスト工程でのＣＥＬＬ方式導入（設備費の低い工程）が多い。オペレーターには、多機能工化が要求され、そのためにバーコード等による組立・機械加工支援システム（作業指示システム・部品供給システム等の簡便自働化）が威力を発揮する。ここではまちがいなくＣＥＬＬ生産方式での簡便自働化はダイレクトに品質・出来高に直結する。
目次
組立作業の簡便自働化―組立事例（工具・道具の位置；自工程出口は次工程入り口；薄物部品ベストポイント ほか）
機械加工の簡便自働化―機械加工事例（古い裸設備の切粉処理；類似部品の同時加工判別；Ｓ・Ｙ部品ハネ出し ほか）
搬送・運搬の簡便自働化 搬送ＬＣＩＡコンセプト―搬送・運搬事例（組立てライン部品自動積卸し；部品の定量供給仕組み；部品Ｂ順位納入 ほか）
