出版社内容情報
CAD,CGのシステムが普及する半面,①厳密に正確な演算が行えない②処理が不安定で複雑すぎて保守管理が困難等の問題が生じている.著者はこの問題が除算に起因することを明らかにし,除算しない新しい処理,4次元処理(同次処理)を提唱,本書でこれらの問題がどのように解決されるかを解説.◆項目 序・完全同時処理への招待 同次座標 射影幾何学 有向射影幾何学 完全同時処理概説 同次幾何要素の数式記述 数値データの表現 図形の位相幾何学 位相情報の記述…データ構造 変換 4×4行列式法 幾何判定の条件と処理 演算技法 図形の幾何特性値 同次曲線,曲面 表示プロセス
内容説明
本書は、図形、形状処理の分野において、従来の「ユークリッド処理」から「完全同次処理(完全4次元処理)」という新しいパラダイムへの移行を提唱するとともに、「完全同次処理」の詳細を記述したものである。
目次
序章 完全同次処理への招待―その必要性と利点
第1章 同次座標
第2章 射影幾何学
第3章 有向射影幾何学
第4章 完全同次処理概説
第5章 同次幾何要素の数式記述
第6章 数値データの表現
第7章 図形の位相幾何学
第8章 位相情報の記述―データ構造
第9章 変換
第10章 4×4行列式法
第11章 幾何判定の条件と処理
第12章 演算の技法
第13章 図形の幾何特性値
第14章 同次曲線、曲面
第15章 表示プロセス