出版社内容情報
富士フィルムは高収益で多角化,グローバル化で不況下でも万全の体質を誇る.本書は同社の強さの秘密を明らかにすると同時に盲点は何かを探る.◎項目 コダックのダンピング提訴 ダイエーの価格パンチ 高収益を築いた緑ののぼり ほか
内容説明
寡黙な写真業界のガリバーその真実とは。専務殺害事件、ダンピング、PBフィルムで揺れた富士フイルムの1年を追う。
目次
第1章 コダックのダンピング提訴―加速する富士フイルムの対米戦略
第2章 ダイエーの価格パンチ―フィルム業界を襲う価格破壊の波
第3章 総会屋問題の代名詞に―固いイメージをどう払拭するか
第4章 高収益を築いた緑ののぼり―日本の写真の歴史と富士フイルム
第5章 マルチメディアを口にした富士フイルム―写真は生き残れるか
第6章 成熟企業からチャレンジャーー―求められる富士フイルムの新CI