産業技術大国日本の選択

産業技術大国日本の選択

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784526024177
  • NDC分類 330.4

内容説明

欧米先進国のグローバル化戦略は、巨大な多国籍企業の活動と、そのトップの見識によって、政治・経済へ反映されるメカニズムができあがっている。日本人は、勤勉一途でやってきた。それだけでは世界に通用しない時代となっている。そのうえに、グローバルな位置付けのなかで、正しい進路を選択し、その方向で努力をしなければ、すべて無に帰することも考慮すべき時代となった。本書は、こうした見方についての一助となればと思いまとめたものである。

目次

第1章 ゆれ動き世界の経済・政治構造の変化―歴史的変革期に直面する日本(変わる国際秩序・深まる日米相互依存;国際経済の危機・ドル信認のゆくえ;米・ソのデタントと国際経済;新国際秩序への模索と国際摩擦)
第2章 産業技術と国家安全保障とのかかわり―日米技術摩擦の背景にあるもの(「科学技術は国家なり」の政策;技術革新と国家安全保障;技術重視時代の平和への模索;東西経済圏の接近)
第3章 世界の脱国境・新ブロック市場化のゆくえ―共同市場指向と地球企業化傾向(国境なきEC統合化への動き;EC市場統合と企業活動;アメリカ・カナダの自由貿易協定;多国籍化から地球企業への進展;アジア太平洋地域協力の進展)
第4章 日本人の意識構造の変化―企業の国際化と日本社会の改革(世界の中の日本と日本人;日本の耕地開発と都市形成の歴史;国民主導型社会への転換;国際化で変わる日本の企業の企業意識の変化;企業の国際化への対応)
第5章 日本の選択と進路―新たな世界秩序の形成を求めて(新産業革命期への認識;産業技術大国―日本の選択;創造的知識センターの構築;世界知的所有権同盟への道;産業技術による太平洋経済圏の確立;行政機構の改革・道州制と首都改造)

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