出版社内容情報
知的所有権が前面に出てくるようになった産業的背景,通商関係,法的問題,企業経営との関係などを取り上げ,なぜいま知的所有権なのかを解説する.◎項目産業社会の変革と知的資本の活用 通商摩擦とアメリカの対応 知的財産の保護と国際問題ほか
内容説明
厖大な知的資本を武器に、知的所有権の強化に乗り出すアメリカの狙いは?。国際ビジネス戦略としての知的所有権対策はどうあるべきか?。いま解き明かす知的所有権の全貌。
目次
第1章 産業社会の変革と知的資本の活用(世界構造の変化と苦悩するアメリカ;研究開発における日米間の相違)
第2章 通商摩擦とアメリカの対応(アメリカ通商政策における相互主義;アメリカの通商法規の概要)
第3章 新産業革命とアメリカの知的所有権法の強化(ソフト化に伴う「うさん臭さ」の法的正当化;通商戦略の新しい武器―知的所有権)
第4章 知的財産の保護と国際問題(知的所有権の概念;知的所有権保護の最近の傾向)
第5章 産業革新と国際通商問題(知識情報の流出規制へ動くアメリカ;先端技術輸出規制と高度技術貿易の促進との調整)
第6章 日米科学技術環境の相違(日米の教育投資とその効果;知的資源と競争力)