出版社内容情報
乳癌のKey Drugsやエビデンスレベルの高い薬物療法の最新知見をコンパクトに解説.また,国内外の大規模臨床試験や米国臨床腫瘍学会ASCOやザンクトガレンコンセンサス会議などの情報も盛り込んだ.本分野の第一線で活躍する医師が、重要ポイントを体系的にわかりやすく整理.乳癌領域のプロフェッショナルを目指す医療従事者に必携の書.
木下貴之[ キノシタタカユキ ]
戸井雅和[ トイマサカズ ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
思索する集団『思索の蒼穹』代表
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乳癌薬物療法、初学者必見。2016年発刊となり、少し古くなってしまいましたが、ホルモン療法、化学療法、分子標的薬、いずれもよくまとまっています。乳癌診療ガイドラインがQ&A形式で、体系的に整理しづらいので、サポートとしてもベストです。薬一つ一つの歴史や作用機序だけでなく、副作用やその対処法も臨床現場に即して解説されており実用的です。これまでの学術論文や、各主要会議でのガイドラインなどが要約されており、各論文や研究結果の臨床的意義を知る上でも役に立ちます。どれを買おうか迷ったら、とりあえず本書を!2021/09/14