感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
光久 佑一
3
仕事で「精神医学」を取り扱う機会があったので、読んでみました。平易な文章だけれども、そもそも題材が難解である上、医者の文体特有の読み辛さも相まって、素人にはなかなか歯応え。でも、演繹で確実に正解を求められない世界をでき得る限りカテゴライズして、病名や原因、治療法を模索してきた精神医学史に触れられたこと、精神病とはいえない程度の神経症など、自分を含めて身近な人にも起こりうる心因性反応について理解できたことなど、有意義な読書でした。僕も神経は細い方だという自覚があるので自分を見つめ直すいい機会でもありました。2019/11/03
たかね@心理学
1
精神症候学を中心に西丸四方独自の分類をもとに記述されている。独自という点において、DSMやICDと言った分類は行っていない、ということである。 この書籍は「精神医学入門」の弟にあたる。そちらは教科書的に正統な知識を盛られてあるが、対してこちらは自由に振る舞われている。私は「精神医学入門」を所持しており、それは現段階で数十ページ読んだ程度ではあるが、比較した上で掲載写真が同様のものであることが分かった。 付属の用語集が本文外の言葉も取り上げられており、見慣れない述語が多く面白い。2014/07/29
あま
0
頭に入ってこなかった……ヽ(^o^)丿読みにくい。ただ、症例と写真が載ってるので、興味を持てたかな。2013/02/02
ᚹγअәc0̸א
0
精神医学入門の副読本として好。例により写真/イラストが豊富で有難い。クレペリン書籍から転載の拘束衣と持続浴のイラストが嬉。
IS
0
後ろの用語集以外読み終えました。写真や語り口などは面白かったのですが、一文が長かったり、整理されてないところもあってやや読みづらかったかな... 全く専門ではない人でも普通に読めるはずです。2018/06/02
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