出版社内容情報
《内容》 ◆難解といわれる精神医学を，著者自身が考案した体系に従って一目瞭然と，いくらでも応用のきくように，やさしい言葉で述べた．◆精神医学においては，精神障害をいかに把握するか，その方法をはっきりさせ，見解の由来する所以を述べた．◆具体的な症例を多く揚げ，写真や図も多くして理解に便を計った．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかね@心理学
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精神医学に関わる人は必ず読む本、と教授から聞いたことがある。最大の魅力は疾病者の写真(特に顔・表情！)が掲載されている点である。この時代であるからこそできたのだろう。各国の精神医学の歴史、分裂病者の絵のカラー掲載、重要人物の年代順記述もこちらの書籍の魅力であるように思う。1989年の22版を使用しているが、精神力動論項において、id(Es)を「ソレ」と書いている点が(個人的に)興味深い。2014/07/30
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