出版社内容情報
《内容》 日本動脈硬化学会編集による,実地医家向けの高脂血症治療のガイドブック.同学会では,1997年に「高脂血症診療ガイドライン」,2002年に「動脈硬化性疾患診療ガイドライン」を発表してきたが,両ガイドラインを踏まえて,動脈硬化対策の最も重要なリスクファクターである高脂血症の治療指針を具体的にまとめました.
目次
01 高脂血症―診断基準と疾患の考え方
02 診断
03 治療
04 食事療法
05 運動療法
06 薬物治療
07 LDLアフェレーシス
08 原発性高脂血症の診断と治療
09 動脈硬化の臨床診断法
10 専門医への紹介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mil
5
高脂血症とは血液中の脂質、T-cho,LDL-cho,TGのうちいずれかが高値を示す疾患。非常にわかりやすく書かれている(病院の待合などで配布されてもよいくらい)ため、特に投薬治療中であるならば持っていて損はない。治療の方針は勿論任せるべきであるとは思うが、医師が何を言っており、自分は今どのような状態にあるのか、処方される薬がどのように作用するのか、治療の過程・見通しについてくらいは患者自身も理解する努力はしたほうがいいような気がする。2013版が出ているようなので、手に入るようなら目を通しておきたい。2014/02/16
-
- 和書
- 伊丹三樹彦白寿記念誌