内容説明
学齢期の児童・生徒を取り巻く生活環境の急変によって、健康の課題も急速な変化をみせている。単に体の健康に止まらず、心の健康の課題が大きく取りあげられていることは、周知のとおりである。本書は、このように広範な学校保健活動の分野を考えながら、第一線で学校保健活動の実務に従事している人びと、また、将来、何らかの意味で、学校保健とかかわりを持つであろう学生諸氏の参考として役立つよう、広範な内容を整理しやすいように編集した。
目次
１ 学校保健の意義と構造
２ 学校保健の沿革と児童・生徒の現状
３ 学校における健康診断と健康相談
４ 児童・生徒の心・腎疾患とその対策
５ 児童・生徒にみられる各種疾患とその対策
６ 学校において予防すべき感染症とその対策
７ 学校における精神衛生
８ 心身障害児の保健教育
９ 学校安全
１０ 教職員の健康管理
１１ 保健室の役割
１２ 健康増進と学校保健
１３ 学校環境管理
１４ 学校保健教育
１５ 学校給食と食生活指導
１６ 学校保健組織活動
