製剤学 (改訂第4版)

製剤学 (改訂第4版)

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  • サイズ B5判/ページ数 398p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524401871
  • NDC分類 499.6
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 第14改正日本薬局方に準拠した改訂.充実した製剤基礎理論,剤形論等は特長を受け継ぐ一方,生物薬剤学分野については目次立てを全面的に改め,大幅に増補する全面改訂を行った.また,各節の最後には「まとめ」を設け内容の要点を整理するとともに,新たに「練習問題」を設けて学習の便宜をはかるようにした.    

《目次》
【内容目次】
1. 緒論―製剤学とは
2. 製剤に関係する物理化学的基礎
 2-1 分子間相互作用
  1ファン・デル・ワールス力
  2水素結合
  3電荷移動
  4疎水結合
  5イオン結合
  6コンプレックス形成
   ・練習問題
 2-2 物質の存在状態と相平衡
  1一成分系
  2二成分系
  3三成分系
   ・練習問題
 2-3 溶液
  1濃度の表現
  2溶液に関する基礎原理
  3溶媒間の溶質の分配
   ・練習問題
 2-4 界面とコロイド分散系
  1溶液の表面張力とその測定
  2ぬれ
  3界面活性剤とその性質
  4乳化
  5懸濁化
  6吸着
  7吸湿
   ・練習問題
 2-5 化学反応速度論
  1反応速度,反応速度定数,反応次数
  2複合反応
  3分解速度に関わる因子
  4医薬品の分解と安定性
   ・練習問題
 2-6 レオロジー
  1流動と変形
  2弾性と粘性
  3粘弾性
  4非ニュートン流動
  5チキソトロピー
  6レオロジー特性の測定
  7高分子溶液の粘度と分子量
   ・練習問題
 2-7 粒子・粉体の性質
  1粒子形状
  2粒子径とその測定
  3粉体の力学的性質
  4粒子間の付着力
  5微粉化
   ・練習問題
 2-8 拡散,溶解および放出
  1拡散
  2溶解
  3膜透過
   ・練習問題
3. 各種剤形
 3-1 製剤を構成する物質,材料
  1日本薬局方製剤用添加物
  2新しい製剤素材
 3-2 日本薬局方製剤総則の剤形定義
    ・練習問題
 3-3 経口投与製剤
  1内用固形製剤
  2液状の内用製剤
   ・練習問題
 3-4 外用剤
  1液状製剤
  2半固形製剤
  3固形製剤
   ・練習問題
 3-5 注射剤・輸液
  1種類と適用法
  2輸液
  3要求される条件
  4注射剤の組成
  5製造
  6浸透圧の調整と電解質濃度
  7容器と表示および実容量
  8試験法および検査法
  9注射剤の配合
  10注射剤の管理と添付文書の制限的用法と用量
  11造影剤
   ・練習問題
 3-6 眼科用剤
  1点眼剤の組成と製法
  2洗眼剤
  3眼軟膏剤
  4容器および保存
   ・練習問題
 3-7 坐剤
  1坐剤の使用目的
  2製法
  3基剤
  4保管法
  5製品例
  6関連製剤
   ・練習問題
4. 製剤の製造と製剤用機器
  1溶解,ろ過
  2粉砕,分級
  3混合・練合
  4乳化・懸濁化
  5造粒
  6打錠
  7コーティング
  8凍結乾燥
  9滅菌,無菌操作法
   ・練習問題
5. 製剤の品質確保,保証
  1GMP
  2ICH
  3日本薬局方
  4安定性とその評価
  5容器・包装
  6試験・検査法
   ・練習問題
6. 薬物の生体内動態
 6-1 薬物の生体膜透過機構および吸収
  1薬物の生体膜透過機構
  2薬物の消化管吸収
  3薬物の消化管吸収に影響する要因
  4消化管以外の経路からの薬物吸収
  5注射部位からの薬物吸収
   ・練習問題
 6-2 薬物の分布
  1薬物の分布に影響を及ぼす諸要因
  2分布容積
  3特殊臓器への薬物の移行
   ・練習問題
 6-3 薬物の代謝
  1薬物代謝の様式
  2薬物代謝酵素と代謝部位
  3薬物代謝の変化(代謝阻害,代謝促進)
  4薬物代謝に影響を及ぼす要因
   ・練習問題
 6-4 薬物の排泄
  1腎臓の構造,腎排泄
  2肝臓の構造,胆汁排泄
  3その他の排泄機構
   ・練習問題
 6-5 薬物速度論
  1コンパートメントモデル
  2クリアランスの概念と生理学的薬物速度論
  3非コンパートメントモデル
  4ファーマコダイナミクス
  5バイオアベイラビリティ
  6生物学的同等性
  7初回通過効果
  8病態時における薬物動態の変動
   ・練習問題
 6-6 薬物相互作用
  1薬物相互作用とは
  2吸収過程における薬物相互作用
  3分布過程における薬物相互作用
  4代謝過程における薬物相互作用
  5排泄過程における薬物相互作用
  6ファーマコダイナミクスにおける薬物相互作用
   ・練習問題
7. ドラッグデリバリーシステム
  1ドラッグデリバリーシステムの概念
  2薬物吸収の制御
  3薬物放出の制御
  4薬物標的指向の制御
   ・練習問題
付表 弱酸,弱塩基(共役酸)の酸解離定数

目次

1 緒論―製剤学とは
2 製剤に関係する物理化学的基礎
3 各種剤形
4 製剤の製造と製剤用機器
5 製剤の品質確保、保証
6 薬物の生体内動態
7 ドラッグデリバリーシステム

著者等紹介

四ッ柳智久[ヨツヤナギトシヒサ]
名古屋市立大学大学院薬学研究科教授

檀上和美[ダンジョウカズミ]
名城大学薬学部教授

山本昌[ヤマモトアキラ]
京都薬科大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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