出版社内容情報
《内容》 高脂血症患者は最近増加の傾向にある。血清脂質濃度の異常増加である高脂血症について、患者へのアプローチの仕方から、診断の進め方、治療、食事・運動教育まで平易に解説。高脂血症の領域での知識をより新しくより正確にすることと、専門用語に慣れるように配慮している。特に血清脂質異常の臨床的特徴や、治療の開始時期など興味ある構成。
目次
1 高脂血症
2 患者へのアプローチ
3 血清脂質異常とその臨床的特徴
4 治療と患者教育(高脂血症治療の開始レベル;小児の高脂血症をどうするか;老人の高脂血症とその意義;高脂血症治療の実際;患者教育―生活指導と予防)
5 高脂血症の理解のために
6 トピックス(レムナント;アポ蛋白A‐1、A‐2異常;アポ蛋白B、E異常;アポ蛋白C‐2、C‐3異常;LPL、HTGLとその異常;LCAT、LTPとその異常;LDLレセプター異常)