出版社内容情報
婦人科領域の腹腔鏡下骨盤臓器手術を安全におこなうための指南書.婦人科領域の腹腔鏡下骨盤臓器手術を安全におこなうための指南書.腹腔鏡下手術の進歩によって得られた詳細な解剖構造を踏まえ,胎生解剖の視点から複雑な膜・層構造や臓器の相互関係を正しく捉えた「外科解剖学」に立脚し,骨盤臓器手術の理論と技術を,豊富な写真・シェーマと卓越した技術を有する著者ならではの分かりやすい語り口でまとめた.
金尾 祐之[カナオ ヒロユキ]
目次
第1章 安全に手術を行うための骨盤解剖の習得(骨盤解剖の捉え方;局所解剖学的視点から考える骨盤解剖―立体構造を理解する ほか)
第2章 解剖学に基づいた腹腔鏡下神経温存広汎子宮全摘術(必要な手術器具について;膣カフの形成 ほか)
第3章 FAQコーナー:骨盤臓器手術に関する疑問に解剖学的視点からお答えします(トロッカーはどの位置(配置)に立てているのですか?また、筋腫などに対して腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)を行う場合、大きさなどでトロッカーの位置を変えていますか?
どんなエネルギーデバイスを使っていますか?また、どのような使い分けをしていますか? ほか)
第4章 腹腔鏡下縫合結紮(縫合のコツ;結紮のコツ ほか)
著者等紹介
金尾祐之[カナオヒロユキ]
がん研有明病院婦人科医長。1997年3月大阪大学医学部卒業。4月大阪大学医学部産婦人科教室入局。1997年4月~1998年5月大阪大学産婦人科研修医。1998年6月~2000年5月大阪労災病院産婦人科。2000年6月~2003年3月大阪大学産婦人科。2003年4月~2004年3月大阪大学産婦人科助手。2004年4月~2014年9月倉敷成人病センター婦人科医長。2014年10月から現職。資格:日本産科婦人科学会専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本婦人科腫瘍専門医、日本臨床細胞診専門医、日本産科婦人科内視鏡学会幹事・評議員、日本婦人科腫瘍学会評議員、日本内視鏡外科学会教育委員、婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG)子宮頚がん委員、日本産科婦人科内視鏡学会ガイドライン委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 行かねばなるまい