出版社内容情報
《内容》 PTCA、PTCR、CABGを中心に、いわゆるcoronary interventionの名のもとに展開されている新しい虚血性心疾患の診療の実際を、豊富な症例を呈示するなど臨場感をもって記述。その総論的解説は心疾患の診療に携わる研修医・ナースにとって本法の理解を深める上で格好の手引書。自ら本法を手掛けている専門医には、その多彩な症例は一読に値する。
内容説明
新しい分野として開発され受け入れられてきたcoronary interventionの分野は、さらに急速に広がり、新知見が加わり、それぞれの方法に対する機械・器具の改良や、レーザ形成術、冠動脈内視鏡など新技術の開発と応接に暇がない。しかし、これまでの技術と経験をまとめ基本的技術を適切に記載することは,coronary interventionの技術の改良・開発を考える人にも必要である。このようなニーズを背景に東京女子医大附属日本心臓血圧研究所の中核として働いてきた人達によって、coronary interventionという新しい分野をまとめた。
目次
総論(歴史;虚血性心疾患―その研究と診療の進歩;Coronary interventionのための診断法;急性心筋梗塞症に対する冠状動脈内血栓溶解療法(ICT,PTCR)
PTCA
TPA
レーザーAngioplsty
CABG
心筋梗塞後の外科的合併症
OTCA
将来の展望)
症例(PTCA;PTCR;CABG;梗塞後合併症に対する手術)