出版社内容情報
《内容》 わが国でのマススクリーニングは施行以来10年を迎え、今まで予知しえなかった疾患も発見され、5種類の先天代謝異常のみならず他の疾患の診断・治療においても急速に発展し、大きな成果をあげている。本書は対象疾患の解説からスクリーニングの技術、患者家族への対応まで、現時点でのマススクリーニングに関する知識のすべてを網羅した。
目次
スクリーニングの理論(新生児スクリーニングの歴史と現状;先天性代謝異常症スクリーニング;その他の新生児・乳児のスクリーニング対象疾患;代謝異常治療ミルク;マススクリーニング:基本概念と今後の発展)
スクリーニングの技術(サンプリングの問題点;新生児スクリーニングの精度管理―日本の状況を中心として;スクリーニングテストの実際)
家族への対応と生活指導