出版社内容情報
《内容》 糖尿病とはどのような病気か、なぜ無症状でも治療が必要なのか、合併症を防止したり重症化を防ぐにはどうしたらよいか…。糖尿病をめぐるあらゆる知識を、患者向きに平易に解説した好評書の全面改訂版。とくに食事療法や運動療法のコツ、糖尿病による腎臓や神経障害、失明についての解説などを充実させ、初版と比べて約2倍の頁数になった。
内容説明
この本では、糖尿病に関するわずかな知識さえあれば、さらに傷口を大きく広げることなく障害を末然に防げることを訴えています。また同時に、日本では一般に糖尿病と考えられている病気―「インスリン非依存型糖尿病」―とは異なるために、世間で誤解を受けかねない「インスリン依存型糖尿病」についても取り上げました。
目次
1 きわめてありふれた病気となつた糖尿病
2 糖尿病をかくすのは末熟社会
3 糖尿病とはどんな病気か
4 糖尿病ではなぜ治療が必要か
5 糖尿病患者におこる緊急事態―急に意識がなくなる低血糖
6 糖尿病患者におこる緊急事態―徐々におこる意識障害
7 糖尿病早期発見の重要性
8 糖尿病の症状と種類
9 肥満した糖尿病患者に対する治療の最重要点
10 糖尿病の食事療法のコツ
11 糖尿病の運動療法のコツ
12 経口血糖降下剤の上手な使い方
13 インスリン依存型糖尿病の話
14 インスリン自己注射の教育
15 糖尿病の治療がうまくできているかのチェック法
16 糖尿病による失明は防げる
17 糖尿病による腎臓の病気
18 糖尿病による神経障害
19 糖尿病は完全に治るか
20 国民のみなさんにお願いしたいこと