大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン

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  • サイズ B5判/ページ数 193p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524240739
  • NDC分類 494.74
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 「分類」「疫学」「危険因子」「予防」「治療」「周術期管理」「リハ」「退院後の管理」について95のリサーチクエスチョンを設け,推奨・要約と解説を示した.エビデンスに基づいた診断・治療,患者への説明のよりどころとなる,整形外科医必携の書.付録のCDには文献アブストラクトを収載した.    

《目次》
【内容目次】
● 前文
1.ガイドラインの作成手順
1.1 基本的な考え方
1.2 作成手順
1.3 エビデンスの評価
1.4 エビデンスと推奨Grae
1.5 エビデンス評価の課題,問題点
2.ガイドラインの構成と編集方法
2.1 ガイドラインの構成
2.2 リサーチクエスチョン
2.3 ガイドラインの読み方と注意事項
2.4 本ガイドラインの対象者と作成意図
2.5 統一化の程度と基準
2.6 国内外の関連ガイドラインとの関係
2.7 その他

第1章 ● 大腿骨近位部骨折の分類
RESEARCH QUESTION 1 大腿骨頚部骨折と転子部骨折
RESEARCH QUESTION 2 大腿骨頚部骨折の分類
RESEARCH QUESTION 3 大腿骨転子部骨折の分類
第2章 ● 大腿骨頚部/転子部骨折の疫学
RESEARCH QUESTION 1 わが国における発生率
RESEARCH QUESTION 2 発生率の諸外国との比較
RESEARCH QUESTION 3 骨折型別発生率の比較
RESEARCH QUESTION 4 骨折型別発生率の変化
RESEARCH QUESTION 5 発生数の予測
第3章 ● 大腿骨頚部/転子部骨折の危険因子
3.1 骨に関連した危険因子
RESEARCH QUESTION 1 骨密度の低下は危険因子か
RESEARCH QUESTION 2 骨密度の測定部位はどこが最も良いか
RESEARCH QUESTION 3 脆弱性骨折の既往は危険因子か
RESEARCH QUESTION 4 骨代謝マーカーの高値は危険因子か
RESEARCH QUESTION 5 生化学検査のうち骨代謝マーカー以外の危険因子は
RESEARCH QUESTION 6 危険因子となる既往症・疾病・家族歴は
RESEARCH QUESTION 7 大腿骨の形態と骨折リスクとの関係は
3.2 骨に関連しない危険因子
RESEARCH QUESTION 8 転倒
RESEARCH QUESTION 9 転倒以外の危険因子は
第4章 ● 大腿骨頚部/転子部骨折の予防
RESEARCH QUESTION 1 薬物療法は予防に有効か
RESEARCH QUESTION 2 運動療法は予防に有効か
RESEARCH QUESTION 3 ヒッププロテクターは予防に有効か
RESEARCH QUESTION 4 その他の予防法はあるか
第5章 ● 大腿骨頚部/転子部骨折の診断
RESEARCH QUESTION 1 エックス線単純写真で骨折を診断できる割合は
RESEARCH QUESTION 2 エックス線単純写真で診断できない場合にエックス線断層写真は有用か
RESEARCH QUESTION 3 エックス線単純写真で診断できない場合にCTは有用か
RESEARCH QUESTION 4 エックス線単純写真で診断できない場合にMRIは有用か
RESEARCH QUESTION 5 エックス線単純写真で診断できない場合に骨シンチグラムは有用か
RESEARCH QUESTION 6 MRIと骨シンチグラムとではどちらが有用か
第6章 ● 大腿骨頚部骨折(いわゆる内側骨折)の治療
6.1 入院から手術までの管理と治療
RESEARCH QUESTION 1 適切な手術時期は
RESEARCH QUESTION 2 術前牽引は必要か
RESEARCH QUESTION 3 術前の関節穿刺(関節内血腫除去)は大腿骨頭壊死予防に有用か
6.2 治療方法の選択
RESEARCH QUESTION 4 非転位型骨折は保存療法の適応があるか
RESEARCH QUESTION 5 外科的治療では骨接合術と人工物置換術とのいずれを選択するか
6.3 偽関節,骨頭壊死およびlate segmental collapse(LSC)発生の術前予測
RESEARCH QUESTION 6 エックス線単純写真で術前予測できるか
RESEARCH QUESTION 7 MRIで術前予測できるか
RESEARCH QUESTION 8 骨シンチグラムで術前予測できるか
RESEARCH QUESTION 9 血管造影で術前予測できるか
RESEARCH QUESTION 10 術中所見で予測できるか
6.4 骨接合術の術式選択と後療法
RESEARCH QUESTION 11 内固定材料の違いは術後成績に影響を与えるか
RESEARCH QUESTION 12 転位型の症例に対して外反骨切り術の適応はあるか
RESEARCH QUESTION 13 骨接合術後の早期荷重は推奨できるか
6.5 骨接合術の合併症
RESEARCH QUESTION 14 偽関節の発生率は
RESEARCH QUESTION 15 骨頭壊死,late segmental collapseの発生率は
RESEARCH QUESTION 16 内固定材料破損の発生率は
RESEARCH QUESTION 17 その他の合併症は
6.6 骨癒合が得られなかった場合の対処法
RESEARCH QUESTION 18 再骨接合術は適応となるか
RESEARCH QUESTION 19 人工物置換術(人工骨頭置換術,THA)は推奨されるか
RESEARCH QUESTION 20 人工骨頭置換術とTHAのどちらを選択するか
6.7 内固定材料抜去
RESEARCH QUESTION 21 内固定材料抜去の適応は
6.8 人工骨頭置換術の術式選択と後療法
RESEARCH QUESTION 22 セメント使用とセメント非使用の選択基準は
RESEARCH QUESTION 23 バイポーラーとモノポーラー,その選択基準は
RESEARCH QUESTION 24 人工骨頭置換術後の早期荷重は可能か
6.9 人工骨頭置換術の合併症
RESEARCH QUESTION 25 術中合併症の発生率は
RESEARCH QUESTION 26 脱臼発生率は
RESEARCH QUESTION 27 その他の術後合併症は
6.10 一期的(骨折直後)人工股関節全置換術
RESEARCH QUESTION 28 一期的(骨折直後)に人工物置換術を選択した場合,人工骨頭置換術とTHAのどちらを選択するか
6.11 予後
RESEARCH QUESTION 29 機能予後(歩行能力)は
RESEARCH QUESTION 30 生命予後は
6.12 Occult fracture(不顕性骨折)の治療
RESEARCH QUESTION 31 Occult fracture(不顕性骨折)の治療は
第7章 ● 大腿骨転子部骨折(いわゆる外側骨折)の治療
7.1 入院から手術までの管理と治療
RESEARCH QUESTION 1 適切な手術時期は
RESEARCH QUESTION 2 術前牽引は必要か
7.2 外科的治療・保存的治療の適応
RESEARCH QUESTION 3 外科的治療・保存的治療の適応は
7.3 外科的治療の選択
RESEARCH QUESTION 4 内固定材料の違いは術後成績に影響を与えるか
RESEARCH QUESTION 5 頚基部骨折に対する内固定法は
RESEARCH QUESTION 6 術中の骨片間の圧迫手技は必要か
RESEARCH QUESTION 7 初回手術における人工骨頭置換術の適応は
7.4 術後早期荷重
RESEARCH QUESTION 8 術後早期荷重は可能か(早期荷重が可能な条件は)
7.5 骨接合術の合併症
RESEARCH QUESTION 9 術中合併症は
RESEARCH QUESTION 10 ラグスクリューのカットアウトの予防法は
RESEARCH QUESTION 11 内固定材料の破損は
RESEARCH QUESTION 12 偽関節・骨癒合不全の発生率は
RESEARCH QUESTION 13 骨頭壊死の発生率は
7.6 内固定材料抜去
RESEARCH QUESTION 14 内固定材料抜去の適応は
7.7 予 後
RESEARCH QUESTION 15 機能予後(歩行能力)は
RESEARCH QUESTION 16 生命予後は
第8章 ● 大腿骨頚部/転子部骨折の周術期管理
8.1 麻酔方法
RESEARCH QUESTION 1 全身麻酔か局所麻酔(脊椎・硬膜外麻酔)か
8.2 術後の酸素投与
RESEARCH QUESTION 2 術後の酸素投与は必要か
8.3 輸液バランス・輸血
RESEARCH QUESTION 3 術後の電解質異常とその意義は
RESEARCH QUESTION 4 術中の輸液管理のために侵襲的なモニタリングは必要か
RESEARCH QUESTION 5 輸血の適応は何によって判断するか
8.4 感染
RESEARCH QUESTION 6 術後感染症の発生率は
RESEARCH QUESTION 7 抗生剤の全身予防投与は有効か(有効ならどのように投与すべきか)
RESEARCH QUESTION 8 ドレープ使用は有効か
RESEARCH QUESTION 9 ドレーン使用は有効か
8.5 導尿カテーテルと尿路感染率
RESEARCH QUESTION 10 導尿カテーテルと尿路感染率
8.6 術後全身管理
RESEARCH QUESTION 11 術後合併症とその頻度は
RESEARCH QUESTION 12 栄養状態
RESEARCH QUESTION 13 精神面の管理は
第9章 ● 大腿骨頚部/転子部骨折のリハビリテーション
RESEARCH QUESTION 1 入院中のリハビリテーションの内容は
RESEARCH QUESTION 2 加速的リハビリテーション(accelerate rehabilitation)は有効か
RESEARCH QUESTION 3 退院後のリハビリテーションは有効か
第10章 ● 大腿骨頚部/転子部骨折の退院後の管理
RESEARCH QUESTION 1 早期退院は
RESEARCH QUESTION 2 大腿骨頚部/転子部骨折を生じた患者は対側の大腿骨頚部/転子部骨折のリスクが高いか
RESEARCH QUESTION 3 大腿骨頚部/転子部骨折を生じた患者に対する骨折予防策は何か

目次

第1章 大腿骨近位部骨折の分類
第2章 大腿骨頸部/転子部骨折の疫学
第3章 大腿骨頸部/転子部骨折の危険因子
第4章 大腿骨頸部/転子部骨折の予防
第5章 大腿骨頸部/転子部骨折の診断
第6章 大腿骨頸部骨折(いわゆる内側骨折)の治療
第7章 大腿骨転子部骨折(いわゆる外側骨折)の治療
第8章 大腿骨頸部/転子部骨折の周術期管理
第9章 大腿骨頸部/転子部骨折のリハビリテーション
第10章 大腿骨頸部/転子部骨折の退院後の管理

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