出版社内容情報
《内容》 「疫学・自然経過」「病態」「診断」「治療」「予後」について37のリサーチクエスチョンを設け,推奨・要約と解説を示した.エビデンスに基づいた診断・治療,患者への説明のよりどころとなる,整形外科医必携の書.付録のCDには文献アブストラクトを収載した.
《目次》
【内容目次】
前文
1.1 はじめに
1.2 診療ガイドライン作成方法
1.3 問題点
1.4 おわりに
第1章 疫学・自然経過
RESEARCH QUESTION 1 有病率,性差,好発年齢,好発高位は
RESEARCH QUESTION 2 腰椎椎間板ヘルニアの発生に影響を及ぼす要因は何か
RESEARCH QUESTION 3 自然消退する椎間板ヘルニアの画像上の特徴は
RESEARCH QUESTION 4 ヘルニアの脱出形態の違いにより縮小・消失傾向に差があるか
RESEARCH QUESTION 5 椎間板ヘルニアはどのくらいの割合で自然消退するか
RESEARCH QUESTION 6 椎間板ヘルニアはどのくらいの期間で自然縮小するのか
第2章 病態
RESEARCH QUESTION 1 高齢者における椎間板ヘルニアは青壮年と相違があるか
RESEARCH QUESTION 2 若年性椎間板ヘルニアは青壮年と相違があるか
RESEARCH QUESTION 3 下肢痛は椎間板ヘルニアに必発の症状であるか
RESEARCH QUESTION 4 ヘルニアの大きさは症状の程度に関連するか
第3章 診断
RESEARCH QUESTION 1 診断に必要な問診や病歴は
RESEARCH QUESTION 2 診断における特徴的な所見(理学所見および神経学的所見)は何か
RESEARCH QUESTION 3 単純X線写真によるヘルニアの診断は可能か
RESEARCH QUESTION 4 脊髄造影は,腰椎椎間板ヘルニアの診断に必要か
RESEARCH QUESTION 5 椎間板造影は,腰椎椎間板ヘルニアの診断に必要か
RESEARCH QUESTION 6 MRIの診断的価値はどの程度か
RESEARCH QUESTION 7 腰椎椎間板ヘルニアと診断された患者において,障害神経根の同定のために,神経根造影・ブロックは必要か
RESEARCH QUESTION 8 腰椎椎間板ヘルニアと診断された患者において,障害神経根の同定のために,電気生理学的検査は必要か? もし,必要であればいかなる症例か
第4章 治療
RESEARCH QUESTION 1 腰椎椎間板ヘルニアに対する硬膜外副腎皮質ステロイド薬注入療法は有効か
RESEARCH QUESTION 2 腰椎椎間板ヘルニアの治療にspinal manipulation は有効か
RESEARCH QUESTION 3 腰椎椎間板ヘルニアの治療において非副腎皮質ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は有効か
RESEARCH QUESTION 4 腰椎椎間板ヘルニアに対する牽引療法は有効か
RESEARCH QUESTION 5 腰椎椎間板ヘルニア手術における顕微鏡視下椎間板ヘルニア摘出術と通常のヘルニア摘出術の間に術後結果に関して有意差が存在するか
RESEARCH QUESTION 6 腰椎椎間板ヘルニアに対する経皮的椎間板摘出術は顕微鏡視下椎間板ヘルニア摘出術よりも優れた術式か
RESEARCH QUESTION 7 腰椎椎間板ヘルニアに対するレーザー椎間板蒸散法は経皮的椎間板摘出術に比べ安全で優れた術式か
RESEARCH QUESTION 8 腰椎椎間板ヘルニアにおける馬尾障害では緊急手術が必要か
RESEARCH QUESTION 9 若年者腰椎椎間板ヘルニアに対しては手術適応はあるか
RESEARCH QUESTION 10 腰椎椎間板ヘルニア後方摘出術における遊離脂肪移植術は瘢痕形成予防や術後臨床症状に関係するか
RESEARCH QUESTION 11 腰椎椎間板ヘルニア摘出術で術中の硬膜外への副腎皮質ステロイド薬投与は術後経過に影響を及ぼすか
RESEARCH QUESTION 12 腰椎椎間板ヘルニア摘出術における閉創前の硬膜外へのモルヒネの投与は有効か
第5章 予後
RESEARCH QUESTION 1 腰椎椎間板ヘルニア患者のなかでどの程度の患者が手術に至るか
RESEARCH QUESTION 2 保存療法と手術療法による予後の差はあるか
RESEARCH QUESTION 3 手術術式間に予後の差はあるか
RESEARCH QUESTION 4 術前の病状のなかで予後を予測できる要因は何か
RESEARCH QUESTION 5 手術後の後療法の内容により予後が変わるか
RESEARCH QUESTION 6 再手術率と再発率はどの程度か
目次
第1章 疫学・自然経過(有病率、性差、好発年齢、好発高位は;腰椎椎間板ヘルニアの発生に影響を及ぼす要因は何か ほか)
第2章 病態(高齢者における椎間板ヘルニアは青壮年と相違があるか;若年性椎間板ヘルニアは青壮年と相違があるか ほか)
第3章 診断(診断に必要な問診や病歴は;診断における特徴的な所見(理学所見および神経学的所見)は何か ほか)
第4章 治療(腰椎椎間板ヘルニアに対する硬膜外副腎皮質ステロイド薬注入療法は有効か;腰椎椎間板ヘルニアの治療にspinal manipulationは有効か ほか)
第5章 予後(腰椎椎間板ヘルニア患者のなかでどの程度の患者が手術に至るか;保存療法と手術療法による予後の差はあるか ほか)
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- 和書
- 事実からの出発