出版社内容情報
《内容》 「静脈注射実施にあたっての予備知識」から「合併症・副作用の早期発見・対応」まで,ワンショット・点滴・CVLにわたって安全・確実に静脈注射を実施するためのノウハウを解説.聖路加国際病院における院内基準と研修プログラムをベースに,どこの施設においても活用可能なように,すべてをカラー写真で示しマニュアル化,静注テキストの決定版.
《目次》
【主要目次】
第1章 静脈注射実施にあたっての予備知識 佐藤エキ子……1
I 看護業務の法的位置付けと看護業務基準……1
II 静脈注射の行政解釈の変更……3
III 医師の指示と看護師の判断について……4
第2章 静脈注射における感染予防 坂本史衣……8
I 血管留置カテーテル由来血流感染(CR―BSI)の疫学……8
II 血管留置カテーテル由来血流感染(CR―BSI)の予防……10
第3章 静脈注射における安全対策 寺井美峰子……16
I 「静脈注射に関する院内基準」と「静脈注射の手順」を守って実施する……16
II 与薬におけるエラー防止対策……17
III インシデント・アクシデント発生時の対応……25
第4章 知っておくべき薬剤の知識と危険性 後藤一美……27
I 注意すべき薬剤――その分類と注意点……27
II 投与にあたって注意すべき点……29
III 重大な副作用――その初期症状と対応……32
第5章 静脈注射の実際 ……34
5-1 静脈注射の基本知識 片山正夫……34
I 皮膚および静脈の解剖生理……34
II 解剖生理からみた適切な駆血方法……36
III 解剖生理からみた注射部位の選択……37
IV 刺入針やカテーテルの選択……38
V 動脈穿刺の予防と治療……40
VI 血管痛の予防・除去……40
5-2 実施手順 金井久子,加藤恵子……42
5-3 静脈注射の管理 中島千春,高屋尚子……53
第6章 合併症・副作用の早期発見と早期対応……65
6-1 血管外漏出 衛藤 光,金児玉青……65
I 血管外漏出による皮膚障害……65
II 注意を要する薬剤について……68
III 漏出時の対処法の基礎理論……72
IV 事故を防ぐために……73
V 血管外漏出時の対応と処置法……75
6-2 アナフィラキシー 片山正夫……78
1 複合電解質輸液製剤……81
2 静脈注射に用いるシリンジ(注射筒)……83
3 輸液ポンプ・シリンジポンプ……84
資料……88
聖路加国際病院看護師の静脈注射実施に関する基準……88
別添1 静脈注射研修プログラム……90
別添2 静脈注射研修プログラム―技術演習(経験者編)……91
索引
目次
第1章 静脈注射実施にあたっての予備知識
第2章 静脈注射における感染予防
第3章 静脈注射における安全対策
第4章 知っておくべき薬剤の知識と危険性
第5章 静脈注射の実際
第6章 合併症・副作用の早期発見と早期対応
著者等紹介
佐藤エキ子[サトウエキコ]
聖路加国際病院副院長/看護部長。聖路加国際病院静脈注射研修プロジェクト
高屋尚子[タカヤタカコ]
聖路加国際病院教育研修部副部長/5W病棟ナースマネジャー。聖路加国際病院静脈注射研修プロジェクト
寺井美峰子[テライミネコ]
聖路加国際病院リスクマネジャー。聖路加国際病院静脈注射研修プロジェクト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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