ダブルバルーン内視鏡 - 理論と実際

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  • サイズ B5判/ページ数 115p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524239610
  • NDC分類 492.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 主として深部小腸の検査法であるダブルバルーン内視鏡について,その開発グループが実地医家に向け,挿入法から診断,治療の実際を紹介.これまで検査が難しかった深部小腸だが,この内視鏡によって,小腸の腫瘍や狭窄,クローン病などの姿をとらえることができる.フルカラーのムービー(DVD)と併せて学習すれば,実技のトレーニングに最適.    

《目次》
【主要目次】
1章 ダブルバルーン内視鏡とは何か
2章 器具
 A 構成
 B 装置
  a.スコープ(EN-450P5,EN-450T5)
  b.オーバーチューブ(TS-12140,TS-13140)
  c.スコープ用バルーン(BS-1)
  d.バルーンポンプコントローラー(PB-10)
3章 適応・禁忌と術前検査
 A 適応と禁忌
  a.適応症例
  b.禁忌
 B 術前検査
4章 インフォームドコンセント
 A インフォームドコンセントの方法
 B インフォームドコンセントの内容
  a.目的
  b.方法
  c.偶発症
  d.患者の人権に関すること
 C 承諾書の内容
5章 挿入原理と特徴
 A ダブルバルーン内視鏡の挿入原理
 B ダブルバルーン内視鏡の特徴
6章 前処置,前投薬について
 A 前処置
  a.経口的ダブルバルーン小腸内視鏡検査
  b.経肛門的ダブルバルーン小腸内視鏡検査
  c.術後胃管
 B 前投薬
  a.適切なsedation
  b.前投薬の種類
  c.投与方法
  d.モニタリング
7章 機器の準備
 A 準備の実際
 B 準備をするうえでの注意点
8章 具体的な挿入方法
 A 内視鏡検査を行うにあたり
 B 経口的(順行性)挿入
 C 経肛門的(逆行性)挿入
 D 深部小腸での操作
9章 予期される合併症とその対策
 A 適応上の問題での合併症
 B オーバーチューブに関連した合併症
 C バルーンに関連した合併症
 D 腹腔内の癒着に関連した合併症
 E 選択的造影に伴う合併症
 F 内視鏡治療に伴う合併症
10章 内視鏡診断
1.診断にあたって
 A 内視鏡観察
 B 生検
 C 局在診断
 D 選択的造影
 E その他
2.小腸腫瘍
 A 小腸腫瘍
 B ダブルバルーン内視鏡で発見された小腸腫瘍
  a.Gastrointestinal stromal tumor(GIST)
  b.Inflammatory fibroid polyp(IFP)
  c.Adenocarcinoma
  d.Malignant lymphoma
  e.Metastatic large cell carcinoma
3.小腸狭窄
 A 小腸狭窄
 B 小腸イレウス
 C 小腸狭窄の診断
 D 小腸狭窄に対するダブルバルーン内視鏡
 E 小腸狭窄に対する内視鏡治療
4.小腸潰瘍・糜爛
 A Crohn病
 B Behcet病
 C NSAIDsによる小腸潰瘍
 D Meckel潰瘍
 E 多発性出血性糜爛
5.術後の腸管病変
 A Blind-loop症候群
 B 術後癒着性イレウス
6.血管性病変
 A Angiodysplasia
 B 血管腫
11章 内視鏡治療
1.内視鏡治療の特徴と工夫
 A 特徴
 B 工夫
 C ダブルバルーン内視鏡で使用可能な処置具
  a.EN-450P5用処置具
  b.EN-450T5で使用できる有用な処置具例
2.止血術
 A 小腸出血
 B 小腸出血の内視鏡治療
3.ポリペクトミー・EMR
 A 適応
 B 手技
 C 合併症
 D 切除された病変の回収方法
  a.吸引
  b.バスケット鉗子,回収ネット
 E 症例呈示
4.バルーン拡張術・ステント
 A 引き抜き法による狭窄部のバルーン拡張術の手順
 B 狭窄部に対するステント留置への応用
 C 脱落させたフードの回収法
 D プラスチックチューブのつくり方
12章 その他の応用
1.大腸内視鏡挿入困難例への使用
 A 大腸内視鏡挿入困難例
 B 挿入困難例以外での大腸における応用
2.術後腸管例への使用
 A 術後腸管例での具体的な挿入のコツ
 B イレウスの原因精査
3.小腸内異物除去
 A 小腸寄生虫の除去
 B カプセル内視鏡の除去

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