整形外科プライマリケアハンドブック (改訂第2版)

整形外科プライマリケアハンドブック (改訂第2版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 292p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524238927
  • NDC分類 494.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 著者自身の豊富な経験を基に,整形外科プライマリケアで実際に有効な理論と手技を厳選し,エビデンスに則って解説した好評書の改訂版.AKA-博田法,McKenzie法を新たに章立てしてその詳細を示し,腰痛疾患に関してもとくに非特異性腰痛について新たな視点から言及.外傷治療に対する各種手技で知られる石黒法については,より実際的,具体的に詳述.2色刷.    

《目次》
【主要目次】
第1章 整形外科プライマリケアへの提言
 1.整形外科プライマリケアの立場を考える
 2.従来の整形外科プライマリケアの立場
 3.整形外科プライマリケアの保険医療の危機
 4.EBMをもっと重視しよう
 5.EBMをつくろう
 6.EBMを読む
 7.EBMを咀嚼する
 8.AKA(博田法)はなぜ必要か
 9.なぜ整形外科でブロックを行わないのか
 10.整形外科プライマリケアでの独自の診療をめざそう
 11.PT(理学療法士)がいればMcKenzie法を行う
第2章 痛みの症状と原因
 1.運動痛
 2.内臓痛
 3.根性疼痛
 4.関連痛
 5.帯状疱疹による神経痛
 6.RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)またはCRPS Type I
第3章 関節運動学とAKA(博田法)
 1.疼痛はどこから生じるか
 2.関節運動学
 3.関節運動学と痛みの発生
 4.AKA(博田法)
第4章 ペインクリニック
 1.ペインクリニックの基本
 2.各種ブロックの手技
第5章 しびれに対するプライマリケア
 1.しびれのred flag
 2.しびれの分類
 3.しびれを症状とする末梢性神経障害(圧迫性,絞扼性)の診察
 4.手根管症候群
 5.足根管症候群
 6.外側大腿皮神経障害
 7.Morton病
 8.腓骨神経麻痺
 9.橈骨神経障害
 10.肘部管症候群
第6章 腰痛
 1.腰痛に対するアプローチ
 2.腰痛の診断法を見直す
 3.腰痛の治療法
 4.腰痛の予防を考える
 5.腰痛のまとめ
第7章 McKenzie法
 1.McKenzie法はどのように始まったか
 2.McKenzie法の運動療法の評価法
 3.McKenzie法の腰痛治療法
 4.McKenzie法の原理
 5.McKenzie法の成績
第8章 各部位の痛み
A.頸部の痛み
 1.非特異性頸部痛
 2.神経障害をもつ頸部痛
B.肩部の痛み
 1.関節包障害(滑膜炎)
 2.石灰沈着性肩峰下滑液包炎
 3.慢性肩峰下滑液包炎
 4.棘上筋腱炎
 5.棘下筋腱炎
 6.上腕二頭筋腱炎
 7.凍結肩(frozen shoulder)
 8.AKA(博田法)による治療
C.肘部の痛み
 1.関節炎
 2.上腕骨外上顆炎(テニス肘)
 3.上腕骨内上顆炎(ゴルフ肘)
D.手部の痛み
 1.de Quervain腱鞘炎
 2.他の狭窄性腱鞘炎
 3.尺骨手根屈筋腱炎
 4.Heberden結節
 5.CM関節症
E.股関節部の痛み
 1.腱炎および滑液包炎
 2.X線上の異常のない股関節痛
 3.初期股関節症
 4.進行期股関節症
 5.末期股関節症
 6.手術後の股関節痛
F.膝部の痛み
 1.膝蓋大腿関節痛
 2.変形性膝関節症
 3.スポーツによる膝部痛
G.足部の痛み
 1.痛風
 2.外反母趾
 3.足底踵痛
 4.アキレス腱炎
 5.いわゆる下腿の“肉ばなれ”
 6.陥入爪による爪周囲炎
第9章 骨粗鬆症
 1.診断
 2.予防
 3.治療
 4.骨折予防の重要性
第10章 小児整形外科
 1.ばね指(小児弾発指,強直母指)
 2.内旋位歩行(うちわ歩行)
 3.O脚,X脚
 4.扁平足
 5.単純性股関節炎
 6.炎症性斜頸
 7.先天性股関節脱臼
 8.筋性斜頸
 9.“成長痛”
 10.小児のスポーツ障害
 11.プライマリケアの対象でない疾患
第11章 外傷に対するプライマリケア
A.総論
 1.小外傷に対する処置
 2.張力を利用した絆創膏固定法
 3.骨折整復の工夫
 4.プラスチックキャスト包帯固定
 5.ギプスシーネの改良
B.各論―骨折・脱臼などの大きな外傷―
 1.診察・診断のポイント
 2.手の外傷
 3.前腕部外傷
 4.肘部外傷
 5.肩部外傷
 6.脊椎外傷
 7.股関節外傷
 8.膝部外傷
 9.下腿外傷
 10.足部外傷
 11.顎関節脱臼
 12.鼻骨骨折
 13.肋骨骨折
 14.頭部外傷
付.保険請求上の点数について
第12章 整形外科プライマリケアtips
 1.電子カルテ
 2.リハビリカード
 3.X線装置のデジタル化
 4.骨塩量計測器
 5.PWV計測器
 6.超音波診断装置
 7.消炎鎮痛機器
 8.可動式診察台
 9.VASスケール

内容説明

整形外科プライマリケアの基本理念に基づき、患者の訴えに有効な診療・治療法を記述。関節運動に対するAKA(博田法)理論、腰痛に対するMcKenzie理論、外傷治療での各種手技で知られる石黒法などを解説。

目次

第1章 整形外科プライマリケアへの提言
第2章 痛みの症状と原因
第3章 関節運動学とAKA(博田法)
第4章 ペインクリニック
第5章 しびれに対するプライマリケア
第6章 腰痛
第7章 McKenzie法
第8章 各部位の痛み
第9章 骨粗鬆症
第10章 小児整形外科
第11章 外傷に対するプライマリケア
第12章 整形外科プライマリケアtips

著者等紹介

片田重彦[カタダシゲヒコ]
1972年慶応義塾大学医学部卒業。1972年慶応義塾大学医学部整形外科助手。1977年藤田学園保健衛生大学医学部整形外科助手。1981年藤田学園保健衛生大学医学部整形外科講師。1981~82年スイスZ¨urich大学整形外科Balgrist Hospitalへ留学、Prof Schreiberに師事。1986年国立小児病院整形外科医長。1993年かただ整形外科院長

石黒隆[イシグロタカシ]
1972年慶応義塾大学医学部卒業。1972年慶応義塾大学医学部整形外科助手。1977年東海大学医学部整形外科助手。1979年国立療養所箱根病院整形外科。1986年平塚市民病院整形外科部長。1991年いしぐろ整形外科院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品