出版社内容情報
《内容》 健康運動指導士を養成する学校で学習する,生活習慣病の予防と運動についての内容をエッセンスにした小冊子である.大学・短大の「健康科学」関連の学生,ことに健康運動指導士,健康運動実践指導士をめざす方々へ贈るコンパクトな入門書となっている.
《目次》
【内容目次】
1 生活習慣病運動療法の基礎知識
A 生活習慣病としての糖尿病,高血圧,高脂血症,肥満
1.生活習慣病とは
2.生活習慣と糖尿病
B 運動不足はなぜよくないか
1.肥満者の生活習慣
2.運動不足と糖尿病
3.インスリン抵抗性と高血圧
4.運動不足と動脈硬化
5.インスリン抵抗性症候群
C 運動によって起こる身体の変化
1.生体におけるエネルギー源
2.ホルモンによるエネルギー供給の調節
3.運動の急性効果
4.運動時における糖代謝調節因子
D 運動を続けるとどのような効果があるか
1.運動トレーニングと糖代謝
2.トレーニング効果の定量
3.トレーニング効果の発現と消失
4.運動トレーニングと体脂肪
5.運動トレーニングと血圧
6.運動トレーニングと動脈硬化
7.運動トレーニングと免疫能
8.運動トレーニングと社会適応性
2 生活習慣病運動療法の実際
A どのような運動がよいのか
1.運動の種類
2.運動強度と運動量
3.運動時間と頻度
B 運動をする際の注意
C 生活習慣の修正:食事,飲酒,喫煙
1.食事
2.飲酒
3.喫煙
3 健康運動指導士・健康運動実践指導者
A 健康運動指導士,健康運動実践指導者とは
1.健康運動指導士とは
2.健康運動実践指導者とは
B 健康運動指導士,健康運動実践指導者の活動場所
C 健康運動指導士,健康運動実践指導者の資格取得方法
1.健康運動指導士の資格取得
2.健康運動実践指導者の資格取得
D その他運動指導に関する資格
付章 養護教諭について
A 養護教諭とは
B 養護教諭の資格の取得方法
内容説明
本書では、健康づくりの指導者を目指す方々を対象に、糖尿病を中心とした生活習慣病のあらまし、運動による身体の変化、トレーニングの影響、運動療法指導の実際について具体的に解説した。また、健康運動指導士など、健康づくりの指導者養成の制度を紹介し、関連する子供の健康づくり、健康管理を行う養護教諭制度についても若干の解説を行った。
目次
1 生活習慣病運動療法の基礎知識(生活習慣病としての糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満;運動不足はなぜよくないか ほか)
2 生活習慣病運動療法の実際(どのような運動がよいのか;運動をする際の注意 ほか)
3 健康運動指導士・健康運動実践指導者(健康運動指導士、健康運動実践指導者とは;健康運動指導士、健康運動実践指導者の活動場所 ほか)
付章 養護教諭について(養護教諭とは;養護教諭の資格の取得方法)
著者等紹介
佐藤祐造[サトウユウゾウ]
名古屋大学総合保健体育科学センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。