臨床研修必携CPCレポート作成マニュアル

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  • サイズ B5判/ページ数 151p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524238736
  • NDC分類 491.6
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 臨床研修では研修医はCPCに参加し,レポートを作成することが必修となっている.研修先の病院によって,CPCの形態はさまざまに異なり,レポートもいろいろな形式がある.レポート作成に重要なポイントをつかみ,要領よくまとめるために,忙しい研修医,指導医にとって「現実に困ったときに頼れる本」として必携の一冊となっている.    

《目次》
【主要目次】
1.CPC研修で何を学ぶか
2.研修医としての心構え
3.CPC研修の流れ
4.解剖前
 1. 病理解剖の承諾を得る手続き
 2. 臨床経過要約の作成方法
 3. 病理解剖前の担当病理医との討議
 4. 病理解剖結果の予測のしかた
5.解剖時
 1. 解剖室での注意事項
 2. 病理解剖の概要とチェックポイント
 3. 肉眼所見の取りかたと所見記載用紙への記入
6.解剖終了時
 1. 暫定病理解剖診断書の作成
 2. ご遺族への説明
7.解剖後
 1. 臨床経過をあわせての考察
 2. 臓器の切り出し
8.顕微鏡標本検鏡時
 1. 顕微鏡検査の進めかた
 2. 最終病理解剖診断書の作成
9.CPCの形式
 1. 従来型CPC
 2. 教育型CPC
 3. 簡略型CPC
10.CPCの進めかた
 1. 呈示前の資料の準備
 2. CPCで討議されること
 3. 発表後の質問への対応
 4. CPC内容のまとめかた
11.レポートの提出
 1. CPCレポート作成の要点
 2. CPCレポートの評価
12.具体的なレポート例
 1. 記載内容が不適切・不十分なレポート例
 2. 従来型CPC
 3. 入院経過が長い例
 4. 教育型CPCの呈示例
 5. 腫瘍性疾患の例1. 腫瘍による死亡例
 6. 腫瘍性疾患の例2. 腫瘍の続発症による死亡例
13.病理医との良い関係を構築するには?
14.オートプシー・イメージングとCPC研修
コラム
 1. CPCとプライマリケア
 2. 読んでもらいたい本「『死の医学』への日記」
 3. 納得の医療と癒しの病理解剖
 4. 臓器の所有権
 5. 肉眼所見記載用紙の取扱いについて
 6. 病理医によるご遺族への病理解剖結果の説明
 7. 病理解剖の社会性(1)
 8. 病理解剖の社会性(2)
 9. りょうり学教室と,きょうふ外科
 10. 病理医の「喜び」と「拘り」
 11. 地域病理ネットワーク
 12. 病理診断業務の啓発パンフレット「病理診断ってなあに?」

目次

CPC研修で何を学ぶか
研修医としての心構え
CPC研修の流れ
解剖前
解剖時
解剖終了時
解剖後
顕微鏡標本検鏡時
CPCの形式
CPCの進めかた
レポートの提出
具体的なレポート
病理医との良い関係を構築するには?
オートプシー・イメージングとCPC研修

著者等紹介

田村浩一[タムラコウイチ]
日本医科大学付属病院病理部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。