出版社内容情報
《内容》 患者数が増加している統合失調症について,治療やリハビリテーションを進める上で必要な基本的事柄を,認知機能障害を中心に解説.最近再発を低減すると報告された薬剤も含め,効果が期待できるようになった薬物治療も盛り込んだ.一般臨床医から関連医療スタッフ,患者・家族まで幅広い読者を対象に,簡潔でわかりやすい記載となっている.
《目次》
【内容目次】
第1章 認知機能と統合失調症についての研究の歴史
第2章 統合失調症の中核的な特徴としての認知機能障害
第3章 統合失調症の学習と記憶
第4章 統合失調症におけるワーキングメモリー
第5章 統合失調症における実行機能
第6章 統合失調症の注意障害
第7章 機能障害と認知
第8章 統合失調症における認知機能障害のコスト
第9章 加齢に伴う認知と機能レベルの変化
第10章 認知機能障害と関連する脳画像所見
第11章 定型抗精神病薬治療と統合失調症の認知機能
第12章 認知機能改善薬としての新規抗精神病薬
第13章 代替認知機能改善薬
第14章 認知機能の行動療法的改善
第15章 統合失調症への抗精神病薬の効果に関する脳機能画像
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- 和書
- 柚木沙弥郎との時間