病棟必携 心臓血管外科ハンドブック

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  • サイズ B40判/ページ数 169p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784524235117
  • NDC分類 494.643
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 心臓血管外科の初心者向けに書かれた病棟診療のミニマムエッセンス.日常診療において必須の診療技術と知識に内容を絞り,箇条書きで具体的に解説.処置,器具,手技はオリジナルのイラストで系統的に図解.「ワンポイントテクニック」や巻末の使用薬剤一覧(注射薬と内服薬)が,さらなる知識の整理に役立つ.    

《目次》
【主要目次】
1.心疾患手術患者のルーチンワーク
 A.診療における態度,マナーなど
 B.入院にあたってのルーチンワーク
 C.術前のルーチンワーク
 D.手術当日のルーチンワーク
 E.ICU入室中のルーチンワーク
 F.術後ICU退室以後のルーチンワーク
 
2.手術前後の検査と評価
 A.胸部X線の読影
 B.安静時心電図の取り方と読み方
 C.負荷心電図:マスター試験,トレッドミルテスト
 D.心エコー,経食道心エコー法(TEE)
 E.心臓カテーテル検査
 F.心筋シンチグラフィ
 G.静脈造影
 
3.冠動脈造影法の実際
 A.カテーテル室での準備
 B.穿刺手順(左上腕動脈穿刺法)
 C.カテーテル操作および造影手順
 D.検査終了
 E.検査中・検査後の合併症とその対策
 F.所見とその評価
 G.エルゴノビン・アセチルコリン負荷冠動脈造影法
 
4.左心・右心カテーテル
 A.検査手順
 B.検査中の合併症とその対策
 C.所見とその評価
 
5.電気生理学的検査の実際
 A.検査前準備
 B.手順
 C.ヒス束電位の測定法
 D.房室ブロックの部位診断
 E.洞結節回復時間の測定法
 F.洞不全症候群の診断
 
6.心臓疾患に関連した合併症の診断,治療
 A.心肺停止
 B.ショック
 C.急性呼吸不全
 D.腎障害
 E.不整脈
 
7.開心術のルーチンワーク
 A.セットアップ
 B.皮切から開胸まで
 C.体外循環まで
 D.手術メイン操作
 E.体外循環離脱
 F.閉胸
 
8.体外循環
 A.人工心肺装置充填液
 B.回路の組立て
 C.灌流温(低体温法)
 D.灌流量の決定
 E.心筋保護法
 F.体外循環法の種々の形
 G.体外循環に関連した薬物
 H.体外循環の合併症と対策
 
9.自己血輸血(術前自己血貯血および術中自己血回収)
 A.目的
 B.対象
 C.除外基準
 D.患者の説明・同意項目
 E.開始前のチェック項目
 F.採血の実際
 G.術中自己血回収
 
10.術後早期の管理
 A.一般的注意
 B.手術室内での管理
 C.ICU入室直後の管理
 D.管理の実際
 E.抜管
 F.ドレーンの抜去,ライン類
 
11.ペースメーカ
 A.ペースメーカの種類
 B.植え込みの適応
 C.植え込み手術
 D.手術後の注意点と直後の管理,合併症
 E.長期follow up(ペースメーカクリニック)
 
12.IABP(Intraaortic balloon pumping)
 A.原理
 B.適応病態と適応基準
 C.運転開始・運転中のモニタ
 D.合併症
 
13.PCPS(percutaneous cardiopulmonary support)
 A.目的
 B.構成および装置
 C.離脱,停止の基準
 
14.胸部(心血管)外傷
 A.患者到着
 B.救急処置
 C.検査
 D.心・大血管損傷
 E.外科的救急処置
 
15.輸血
 A.輸血登録
 B.輸血の準備と実際
 C.副作用と診断・対策
 
16.使用薬剤一覧
 A.注射薬
 B.内服薬
 
17.文献
 
18.用語集

内容説明

本書は学理的な記述は一切はぶき、心臓血管外科の日常診療において必須の診療技術や知識について、箇条書きにして記載。そして、最低限の知識と技術について確認するためのマニュアルとなることを目指した。また、巻末には心臓外科領域における使用薬剤の一式ならびに心臓血管外科で必要な用語について記載している。

目次

心疾患手術患者のルーチンワーク
手術前後の検査と評価
冠動脈造影法の実際
左心・右心カテーテル
電気生理学的検査の実際
心臓疾患に関連した合併症の診断、治療
開心術のルーチンワーク
体外循環
自己血輸血(術前自己血貯血および術中自己血回収)
術後早期の管理〔ほか〕

著者等紹介

末田泰二郎[スエダタイジロウ]
広島大学大学院病態制御。医科学講座外科学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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