出版社内容情報
《内容》 抗血栓薬療法は心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞、DIC、腎不全など多岐にわたる疾患に適応となり応用範囲も広い。この分野での最近の進歩は目覚ましく、多数の抗血小板薬、経口抗凝固薬、血栓溶解薬が開発されている。本書は、広い意味での抗血栓薬についての作用機序、適応となる疾患、使用法、さらに実際どの程度の効果が期待できるかなどについて解説。
内容説明
本書では、血栓の成立と溶解の機序ならびに抗血栓薬の作用機序については血液学者が担当し、血栓性疾患におけるその応用と効果については、循環器学、神経学のそれぞれの専門家が担当し、血栓症の予防・治療についての薬物療法の解説に止まらず、その理解に必要な血栓止血学に関する知識の整理にも役立つように配慮した。
目次
抗血小板療法
抗凝固療法
血栓溶解療法
抗血栓薬療法の展望