リプロダクティブヘルス - グローバルな視点から性の健康をみつめる

リプロダクティブヘルス - グローバルな視点から性の健康をみつめる

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784524224654
  • NDC分類 495
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 リプロダクティブヘルス(性と生殖の健康)について,正しい理解のための国際関係資料を提供し,グローバルな視点でまとめた啓蒙書.出生抑制のテクニック(避妊法,不妊手術,人工妊娠中絶)を踏まえ,国際保健医療に人口問題から注目し,社会環境因子,男性の役割などを考慮した構成.性感染症(STD/STI)やエイズ(HIV/AIDS)・女性への暴力・生命倫理とリプロダクティブヘルスとの関連にも言及.欧米の現状も紹介し,比較対照できるようにした.保健医療関係者の基本テキストとしての活用も期待される.    

《目次》
【主要目次】
1章 世界保健機関とリプロダクティブヘルス
 1.世界のリプロダクティブヘルスの現状
2章 リプロダクティブヘルスとヒトの生殖行動
 1.ヒト生殖生理の特徴
 2.ヒトの生殖行動の変化
 3.ヒトの妊孕性に影響する因子
3章 リプロダクティブヘルスと人口問題
 1.世界人口の増加
 2.先進工業国の人口と人口転換
 3.発展途上国の人口増加
 4.人口増加の影響
 5.人口対策:途上国で人口転換は可能か?
 6.世界人口の将来推計
 7.人口の老齢化
4章 リプロダクティブヘルスと出生抑制
 1.避妊
  A.避妊法総論
  B.避妊法各論
 2.リプロダクティブヘルスと不妊手術
  A.出生抑制手段としての不妊手術
  B.不妊手術の方法
  C.不妊手術の副作用
  D.新しい方法の研究
  E.我が国の母体保護法と不妊手術
 3.リプロダクティブヘルスと人工妊娠中絶
  A.人工妊娠中絶に対する考え方
  B.人工妊娠中絶と法律
  C.生命は何時始まると考えるか?
  D.法律改正の動き
  E.各国の法律とその変遷
  F.我が国における人工妊娠中絶法
5章 リプロダクティブヘルスと安全出産対策
 1.妊産婦死亡対策の重要性
 2.先進工業国の妊産婦死亡
 3.発展途上国の妊産婦死亡
 4.日本の妊産婦死亡とその問題点
6章 リプロダクティブヘルスと性感染症
 1.性病から性感染症へ
 2.STDの種類
  A.梅毒
  B.淋病
  C.軟性下疳
  D.性器クラミジア感染症
  E.性器ヘルペスウイルス感染症
  F.ヒト乳頭腫ウイルス感染症,尖圭コンジローム
  G.トリコモナス感染症
  H.性器カンジダ症
  I.ケジラミ感染症
  J.その他のSTD
 3.STDの疫学
 4.日本におけるSTDの疫学
 5.我が国青少年の性行動について
 6.エイズ(HIV/AIDS)
  A.エイズの疫学
  B.HIV/AIDSの感染経路
  C.エイズ感染のパターン
  D.エイズの発病経過と治療
  E.エイズの予防対策とその困難さ
  F.エイズの母児感染
  G.日本でエイズは流行するか?
7章 リプロダクティブヘルスと女性への暴力,特に性器切除
 1.女児と女性に対する暴力
 2.女性性器切除
8章 リプロダクティブヘルスと生命倫理
 1.不妊症の原因
 2.不妊症治療の進歩
 3.不妊治療の実際とその問題点
 4.諸外国の生殖医療技術に関する規制
 5.我が国の現状
 6.ヒトクローンの研究と作成
 7.ヒト胚,胚性幹細胞(ES細胞)を含む胎児組織の取り扱い
 8.科学技術の進歩により将来起こり得る問題
 9.性同一性障害に対する性転換手術
 10.特殊な人工妊娠中絶,多胎減数手術
  A.減数手術の歴史的経緯
  B.多胎のもたらす母体・胎児への危険性
  C.多胎を生じる原因とその予防
  D.減数手術の法的問題点
  E.減数手術の生命倫理学的問題点

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