出版社内容情報
《内容》 糖尿病ナースして必要な，治療，看護，患者教育・療養指導の実践的知識を，コミックストーリーとコンパクトな解説で学ぶことができる新タイプのガイドブック．最新の診断基準・分類に則り大幅に改訂．インスリン製剤・血糖降下剤・血糖自己測定器も最新のものを紹介するとともに，インターネット上での情報入手のしかたについても解説．2色刷． 《目次》 【主要目次】 第1部 糖尿病ナースとして 第2部 糖尿病の基礎知識 1．糖尿病とは 1．糖尿病の歴史 2．糖尿病の分類と診断 3．“体質”としての糖尿病とは 4．糖尿病が怖い病気である理由 5．糖尿病の多彩な症状 6．糖尿病の疾患としての本質の理解を 7．糖尿病患者の統計と誘因 8．糖負荷試験の意義 9．問診する際の要点 10．血糖コントロールを評価する指標 2．糖尿病の治療 1．食事療法 2．運動療法 3．経口血糖降下剤 4．インスリン療法 3．糖尿病性合併症 1．糖尿病性神経障害 2．糖尿病性網膜症 3．糖尿病性腎症 4．糖尿病と他の合併症 5．糖尿病と足 6．糖尿病の合併症に対する大規模な臨床試験 4．糖尿病と外科手術 5．糖尿病性昏睡 1．糖尿病性昏睡の種類は 2．昏睡患者さんに対処する際の留意事項 3．糖尿病性ケトアシドーシス 4．非ケトン性高浸透圧性高血糖性昏睡 5．乳酸アシドーシス 6．糖尿病と妊娠 7．糖尿病の患者教育 8．血糖自己測定 9．連絡先
内容説明
最近になり糖尿病患者さんの自己管理の意欲は向上し、また社会もそのニーズを認め、多くの便利な医療器具や装置が開発され、今や糖尿病患者さんの生活の周りには、たくさんの“自己管理製品”があふれています。例えば、尿糖試験紙、ケトン体用試験紙、簡易血糖測定器、インスリン、注射器、ペン型注射器、ジェット式注射器、消毒液、針捨て容器、体重計、秤…など、ざっと数えてもこれだけの測定器や装置を使いこなせなくてはなりません。これらを患者さんがすべて完全にマスターできるように指導していくことは、ニースにとってもとても大変な仕事になっています。この本はこのようなトラブルや重荷をなんとかスムースに解決し、よりよき指導指針を立てられるようになるための指南書です。
目次
第１部 糖尿病ナースとして（糖尿病性昏睡を疑ったら；のどの渇きは；低血糖に気をつけて；インスリン注射法は；血糖値を測りましょう ほか）
第２部 糖尿病の基礎知識（糖尿病とは；糖尿病の治療；糖尿病性合併症；糖尿病と外科手術；糖尿病性昏睡；糖尿病と妊娠；糖尿病の患者教育；血糖自己測定；連絡先）
著者等紹介
鈴木吉彦［スズキヨシヒコ］
１９５７年山形県生れ。１９８３年慶応義塾大学医学部卒業後、東京都済生会中央病院内科に勤務。１９９１年鈴木クリニック副院長。１９９１～９３年東京女子医科大学糖尿病センターにて研修。１９９３年聖マリアンナ医科大学非常勤講師、国立健康栄養研究所客員研究員。現在、ソニー（株）第２診療所所長、東京都済生会中央病院糖尿病外来担当。１９９５年ソニーコミュニケーションネットワーク（株）にて「Ｍｅｄｉｃａｌ Ｐｒｏｆｆｅｓｓｉｏｎ」「Ｍｙ Ｍｅｄｉｐｒｏ」などの設計・監修を行いＧｅｎｅｒａｌＭａｎａｇｅｒとして活躍中。専門は、糖尿病食事療法、神経障害、インスリン療法、血糖自己測定、患者教育と多岐にわたる。『外食コントロールブック』『ナイスコントロール』『糖尿病インスリン療法の正しい知識』『糖尿病食事療法の正しい知識』『メリティスの窓』『らくらく選べる糖尿病の献立』などの著書あり。
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
