出版社内容情報
《内容》 初版発行以来,4年に1度改訂を続けるベストセラーの最新版.白衣のポケットに入れ整形外科病棟勤務に役立つ本として長年高い評価を得ている.病棟に勤務される方々が実際に手足を動かしてやるべきことのメモで,豊富なイラストを駆使して解説.今改訂では外傷に続発する症候群の章を新たに追加し,術前・術後・疼痛対策を書き改め,全般的な見直しを図った. 《目次》 【主要目次】1.日常病棟勤務2.入 院3.術前検査の計画4.手術,穿刺などにおける防腐法の原則5.血管造影術6.関節造影術7.瘻孔造影術8.筋電図検査9.腰椎穿刺,髄液検査10.大槽穿刺術11.脊髄造影術12.神経根造影術(腰仙部)13.術前一般検査(項目と解釈)―何をチェックするか……14.手術の決定とorder15.液状貯血式自己血輸血16.手術室へ17.一般手術手技18.特殊手術手技19.局所および伝達麻酔法20.常用Surgical approach21.術後管理22.特殊患者の術前術後管理23.手術創処置と局所合併症24.術後心合併症25.術後呼吸器合併症26.術後消化器合併症27.術後泌尿器合併症28.DIC29.疼痛対策30.褥瘡対策31.救急患者の処置32.外傷に続発する症候群33.抗生物質の使い方34.牽引法35.ギプス巻き36.受持患者死亡の時37.退転院38.病棟の構成,病棟医の心得
内容説明
本書は1973年5月から、74年4月まで、著者が津山直一教授の指導の下に、東京大学整形外科病棟医長をつとめていたときの、新入局員指導用のメモをもとに加筆したもので、学理的なことはほとんど触れていない。新入局員たちが実際に手足を動かしてやったこと、かつやるべきことの記録であり、メモの性質をもつものである。したがって項目もやたらにふやさず、整形外科の日常病棟勤務に必須の診断手技を中心に解説してある。また術後全身的合併症は筆者が経験したものに限った。改訂第7版では、新たに挫滅症候群、脂肪塞栓症候群を追加した。
目次
日常病棟勤務
入院
術前検査の計画
手術、穿刺などにおける防腐法の原則
血管造影術
関節造影術
瘻孔造影術
筋電図検査
腰椎穿刺、髄液検査
大槽穿刺術〔ほか〕
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