出版社内容情報
《内容》 大腸癌の治療は,早期発見なら内視鏡的治療,進行していれば外科手術,さらに発見が遅れると放射線療法・化学療法を併用する.本書は,大腸癌の主な治療法について進行度に沿って最新のデータとともに解説し,大腸癌治療の方針と手順を明確に示している.大腸癌診療の現場ですぐに役立つ標準的治療を提示したマニュアルである.
《目次》
【主要目次】
1章 治療法の選択に役立つ診断学
1.注腸造影検査
2.早期大腸癌の診断学
3.超音波内視鏡診断
4.直腸癌の骨盤内リンパ節転移の診断
5.遺伝性大腸癌の診断
2章 治療方針と治療の実際
1.治療選択の概要
2.大腸小ポリープの取り扱い方針
3.大腸表面陥凹型腫瘍の診断と治療方針
4.内視鏡切除の適応と手技
5.結節集簇様病変の摘除法の選択
6.大腸sm癌の治療方針
7.早期直腸癌の治療方針
8.腹腔鏡による大腸癌治療の適応
9.結腸癌の手術
10.大腸癌イレウスの治療方針
11.直腸癌の治療
12.大腸癌に対する化学療法の適応と薬剤選択
13.遺伝性大腸癌の治療方針
3章 治療後のフォローアップと再発に対する治療
1.内視鏡治療後のフォローアップと再発の治療
2.術後のフォローアップと再発の治療
3.二次癌(異時性癌)発見のためのサーベイランス
内容説明
本書では、本邦における大腸癌の診断学と治療学を最先端でリードしている内科医および外科医に執筆を依頼した。内科医および外科医の両者を読者として対象とし、大腸癌の診療が総合的に理解でき、日常の臨床に役立つことを目的として編集した。
目次
1章 治療法の選択に役立つ診断学(注腸造影検査;早期大腸癌の診断学;超音波内視鏡診断 ほか)
2章 治療方針と治療の実際(治療選択の概要;大腸小ポリープの取り扱い方針;大腸表面陥凹型腫瘍の診断と治療方針 ほか)
3章 治療後のフォローアップと再発に対する治療(内視鏡治療後のフォローアップと再発の治療;術後のフォローアップと再発の治療;二次癌(異時性癌)発見のためのサーベイランス)
著者等紹介
小西文雄[コニシフミオ]
自治医科大学附属大宮医療センター総合医学第2教授
藤井隆広[フジイタカヒロ]
国立がんセンター中央病院内視鏡部下部消化管医長
冨樫一智[トガシカズトモ]
自治医科大学内視鏡部・消化器一般外科
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