出版社内容情報
《内容》 100万人といわれるロービジョン者に対するロービジョンケアの重要性が眼科臨床現場でも認識されつつある.本書は,ロービジョンクリニック関係スタッフの基本的知識,補助具の処方,リハビリの実際,また眼科医が必要最小限知っておくべきロービジョン者のニーズなどについて即ケアに役立つようまとめられている.眼科医療に携わる医師,ナース,視能訓練士などに必携の一冊. 《目次》 【主要目次】1.ロービジョンケアの基本的な考え方 A.日本におけるロービジョンケアの発展 B.視覚障害者のリハビリテーションとは C.ロービジョンケアとは D.日本独自のロービジョンケアの手法の必要性 E.ロービジョンケア終了後の形態2.視機能検査 A.ロービジョンケアにおける視機能検査 B.視力測定 C.コントラスト感度 D.視野測定 E.色覚検査 F.電気生理学的検査 G.光覚測定装置LoVE(Low vision evaluator)3.ロービジョンのための光学 A.ものを拡大して見る方法 B.基礎光学 C.眼屈折系と屈折異常 D.矯正レンズおよび弱視眼鏡の倍率 E.倍率を決定する際の光学上の留意点と例題4.ロービジョンケアの方法 1.光学的補助具 2.非光学的補助具 3.歩 行 4.ADL(日常生活動作) 5.コミュニケーション 6.カウンセリング 7.ロービジョンケアの形態 8.遺伝相談5.病態別ロービジョンケアの実際 1.視野狭窄を有する患者のロービジョンケア 2.中心暗点を有する患者のロービジョンケア 3.不規則視野を有する患者のロービジョンケア 4.重複障害者(児)のロービジョンケア6.特殊なロービジョンケア 1.小児のロービジョンケア 2.高齢者のロービジョンケア 3.ロービジョン者とスポーツ 4.外国におけるロービジョンケア7.ロービジョンケアのための知っておきたい知識 1.診断書の書き方 2.社会資源(資料)の活用【付 録】ロービジョンケアに関する情報付録1.教育施設/付録2.視覚障害者施設/付録3.老人ホーム(盲老人を受け入れている老人ホーム)/付録4.盲導犬・器具・教育機器/付録5.点字図書館/付録6.インターネットサイト/付録7.障害者スポーツ関連団体・施設
内容説明
本書では、ロービジョンケアを考えるときの、いろいろな切り口、例えば疾患別、年齢別など、出来るだけ全般的に網羅するように構成した。さらに社会資源の活用やレクリエーションなどについても紹介した。
目次
1 ロービジョンケアの基本的な考え方
2 視機能検査
3 ロービジョンのための光学
4 ロービジョンケアの方法
5 病態別ロービジョンケアの実際
6 特殊なロービジョンケア
7 ロービジョンケアのための知っておきたい知識
付録 ロービジョンケアに関する情報
著者等紹介
石田みさ子[イシダミサコ]
前国立身体障害者リハビリテーションセンター病院眼科医長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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