出版社内容情報
《内容》 わが国の循環器疾患対策の中枢である国立循環器病センターのスタッフが，術前・術中・術後の管理に関する豊富な経験を集大成した実際書．心臓血管外科領域における手術適応の拡大や治療成績の向上かつ安定には，術前・術後の全身管理法の進歩も大きく寄与している．センターで実際に行われている管理法を実践的にまとめた好評書『心臓血管外科管理ハンドブック』の新版．
《目次》
【主要目次】
総論
第１章 術前管理
Ａ．感染症スクリーニングと陽性患者への対応
Ｂ．自己血輸血と血液準備（Type & Screen，MSBOSなど）
Ｃ．服用薬剤の術中・術後への影響および中止時期
Ｄ．術前合併症とその対応
第２章 術中管理
Ａ．人工心肺
Ｂ．術中経食道心エコー
第３章 術後急性期管理
Ａ．モニタリング
Ｂ．循環管理
Ｃ．呼吸管理
Ｄ．術後出血と管理
Ｅ．術後鎮痛・鎮静管理
Ｆ．水，電解質，栄養管理
Ｇ．薬物投与管理
Ｈ．感染症対策
Ｉ．凝固系管理
Ｊ．腎不全
Ｋ．消化器系合併症
Ｌ．中枢神経異常
各論
第１章 先天性心疾患の管理
Ａ．術前管理
Ｂ．術中管理
Ｃ．術後管理・総論
Ｄ．非開心修復手術の管理
Ｅ．新生児期・乳児期早期開心修復手術の管理
Ｆ．左-右短絡疾患の管理
Ｇ．右-左短絡疾患の管理
Ｈ．狭窄疾患，弁疾患の管理
Ｉ．乳児期・幼児期無輸血開心術の管理
Ｊ．遠隔期再手術の管理
Ｋ．成人期の先天性心疾患開心術の管理
Ｌ．機能的修復手術の管理
Ｍ．非開心姑息手術の管理
Ｎ．開心寛解（姑息）手術の管理
第２章 後天性心疾患の管理
Ａ．弁膜疾患の管理
Ｂ．冠動脈疾患の管理
Ｃ．不整脈の管理
Ｄ．特殊疾患
Ｅ．心臓移植の管理
第３章 血管疾患の管理
Ａ．胸部・胸腹部動脈瘤
Ｂ．大動脈解離
Ｃ．胸部・胸腹部大動脈外科
Ｄ．腹部大動脈瘤
Ｅ．末梢血管疾患
Ｆ．肺血栓塞栓症
