出版社内容情報
《内容》 開業および一般病院の整形外科医が日常診療ですぐに役立つ骨腫瘍の画像診断と治療方針の書.多数の画像で診断のポイントを詳しく解説し,その治療法を示し,大学等の専門病院に送るべきか,自分たちでできるかなどの判断に役立つ.口絵に症例写真を配して診断を試みられるようにし,また進歩目覚ましい基礎研究的の中で骨腫瘍の診断・治療に役立つものをトピックスとして紹介した. 《目次》 【主要目次】序論―本書を読む前に―1.総 論■骨腫瘍診断のポイント 1. 骨腫瘍の分類 2. 疫 学 3. 症 状 4. 血液生化学検査 5. 画像診断 6. 生検術 7. 病理組織診断■骨腫瘍の治療方針 1. 良性骨腫瘍および腫瘍類似疾患の治療方針 2. 悪性骨腫瘍の治療方針■トピックス 1.タリウムシンチグラフィー 2.テレパソロジー 3.遺伝子診断 4.DNAプロイディ診断 5.ハイドロキシアパタイト 6.脚延長と骨腫瘍 7.薬剤耐性骨肉腫2.各 論■原発性骨腫瘍および腫瘍類似疾患 1. 良性骨腫瘍 A 骨 腫 B 類骨骨腫 C 骨芽細胞腫 D 骨軟骨腫 E 内軟骨腫 F 軟骨芽細胞腫 G 軟骨粘液線維腫 H 骨内脂肪腫 I 神経鞘腫 J 血管腫 K 骨巨細胞腫 2. 腫瘍類似疾患 A 非骨化性線維腫,線維性骨皮質欠損 B 単発性骨嚢腫 C 骨内ガングリオン D 動脈瘤様骨嚢腫 E 線維性骨異形成 F Osteofibrous dysplasia/骨化性線維腫 G 好酸球性肉芽腫症,ランゲルハンス細胞組織球症 3. 悪性骨腫瘍 A 骨肉腫 B 軟骨肉腫 C Ewing肉腫 D 骨平滑筋肉腫,線維肉腫 E 骨悪性線維性組織球腫 F 脊索腫 G アダマンチノーマ■転移性骨腫瘍
内容説明
本書は開業および一般病院の整形外科医を対象とした、日常臨床で直ぐに役立つような骨腫瘍の画像診断と治療方針のマニュアルです。画像を多くして診断のポイントを平易な言葉で詳しく解説するだけでなく、治療法を示し、大学などの専門病院に送るべきか、自分たちでできるのかなどの判断に役立つようにしました。病理学的なことや基礎研究的な内容もトピックスとして紹介しています。
目次
1 総論(骨腫瘍診断のポイント;骨腫瘍の治療方針;トピックス)
2 各論(原発性骨腫瘍および腫瘍類似疾患;転移性骨腫瘍)
著者等紹介
楠崎克之[クスザキカツユキ]
京都府立医科大学整形外科講師
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