内容説明
本書は、１９９８年（平成１０年）に大改訂を行った第７版およびこれに続く小改訂の第８版を引き継いで、この度大改訂を行い第９版として出版したものである。当然のことながら、保健統計数値はすべて最新のもの―「国民衛生の動向」、「環境白書」、「労働衛生のしおり」、「ホームページ」などによって１９９９年１０月時点で得られる最新の情報に基づき入れ替え、図表も書き改めた。また今改訂で加えた項目は、「感染症予防医療法」による届け出感染症、増え始めた結核についての記述、文部省新指導要領による関連の記述、環境汚染物質排出登録、ＰＲＴＲ法、改訂騒音環境基準、ダイオキシンと対策法、介護保険関連の記述などである。さらにコラムに「ＲＯＣ曲線」と「ＥＢＭと臨床疫学」を、参考書欄には最新保健統計の情報源となるホームページのアドレスを加えた。
目次
衛生・公衆衛生学序論
環境保健
疫学
疾病予防と健康管理
地域保健と衛生行政
母子保健
学校保健
産業保健
老人保健・福祉
精神保健〔ほか〕
