足の診療ガイドブック

足の診療ガイドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784524220472
  • NDC分類 494.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 足の診療の実際を,診断から治療まで要点を押さえてまとめたマニュアル.足の解剖と機能,診察法,麻酔,救急患者の処置,各疾患の的確な診断ポイント・治療方法など,シンプルなイラストを多用してわかりやすく解説.外来や救急ですぐに役立つよう,とくに処置法に重点を置き,スポーツ傷害についても一章を設けた.足の外来には欠かせない一冊.    

《目次》
【主要目次】
1.足の解剖と機能
 A.骨の解剖
 B.足の機能
2.足の診察
 A.問診
 B.視診
 C.触診
 D.可動域の測定
 E.X線検査
 F.その他の検査
 G.筋力テスト
 H.鑑別診断
3.足の麻酔 
 A.麻酔法の選択
 B.各麻酔の比較
 C.伝達麻酔
4.足の救急患者の処置
 A.救急処置
 B.外傷
 C.感染症
5.足の疾患治療各論
5・1 骨折と靭帯損傷
 A.果部骨折
 B.アキレス腱断裂
 C.足関節外側靭帯損傷
 D.距骨骨折
  1. 距骨頚部または体部骨折
  2. 距骨部分骨折
 E.踵骨骨折
 F.リスフラン関節脱臼骨折
 G.中足骨骨折
5・2 先天性疾患 
 A.先天性脛骨・腓骨欠損症
  1. 先天性脛骨欠損症(先天性脛骨列形成不全症)
  2. 先天性腓骨欠損症(先天性腓骨列形成不全症)
 B.先天性下腿弯曲症
  1. 先天性下腿偽関節症の軽症例
  2. 先天性下腿後弯症
 C.先天性内反足
 D.先天性外反踵足(もしくは外反扁平足)
 E.先天性垂直距骨
 F.多合趾症
 G.足根骨癒合症
 H.距・踵骨癒合症
 I.踵・舟状骨癒合症
 J.舟状・楔状骨癒合症
5・3 後天性疾患
 A.扁平足
 B.変形性足関節症
 C.足根管症候群
 D.外反母趾
 E.強剛母趾
 F.モートン病
 G.ハンマー足趾とマレット趾
 H.胼胝・鶏眼
5・4 骨端症と種子骨・過剰骨障害
 A.骨端症
  1. 踵骨骨端症(セーバー病)
  2. ケーラー病
  3. フライバーグ病
  4. 有痛性三角骨(三角骨症候群)
  5. 有痛性外脛骨
 B.母趾種子骨の障害
5・5 慢性関節リウマチ
6.スポーツ傷害 
 A.疲労骨折
 B.アキレス腱の障害
 C.シンスプリント
 D.足底筋膜炎(踵骨棘)

内容説明

欧米に比して本邦では足の外科は臨床的にも基礎的にもその知識や研究の面で取り残されている感が否めない。すなわち、重症度の点からも脊椎や股・膝関節などの他の荷重関節と比較して、診察や治療の際に蔑ろにされがちであった。そこで、本書ではこの分野での専門家が今日までの豊富な経験とともに最新の知識を紹介し、理解しやすいようにコンパクトにまとめた。整形外科の研修医だけでなく、Bed side learningやClinical clerkshipなどで実習中の医学生にも役立つものである。

目次

1 足の解剖と機能
2 足の診察
3 足の麻酔
4 足の救急患者の処置
5 足の疾患治療各論(骨折と靭帯損傷;先天性疾患;後天性疾患;骨端症と種子骨・過剰骨障害;関節リウマチ)
6 スポーツ傷害

著者等紹介

高倉義典[タカクラヨシノリ]
奈良県立医科大学整形外科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。