出版社内容情報
《内容》 肥満児の増加とともに小児・思春期の2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)の発症頻度が年々増えているが,スクリーニング法,診断法,治療法あるいは心理社会的サポートの方法は十分に確立されてはいない.小児内分泌あるいは小児糖尿病グループでの経験が2~3年目の医師,糖尿病を専門としていない小児科医,内科医,および糖尿病関連のコメディカルに向けた,小児・思春期の糖尿病治療とケアのプラクティカルなガイドブック. 《目次》 【主要目次】1.総 論 1.歴 史 2.定義と分類 3.診断基準 4.病 因 5.病 態 6.疫 学 7.検査法 8.合併症 9.心理社会的問題2.1型糖尿病 1.インスリン療法 2.糖尿病性ケトアシドーシスの治療 3.食事療法 4.血糖自己測定 5.コントロール目標 6.合併症の予防治療 7.低血糖 8.Sick-day対策 9.将来の展望3.2型糖尿病 1.治療のプランニング 2.食事療法 3.運動療法 4.内服薬療法 5.インスリン療法 6.コントロール目標 7.スクリーニングシステム4.生活指導 1.学校生活 2.就 職 3.結婚,妊娠,出産 4.スポーツ 5.旅 行 6.アルコール 7.タバコ 8.予防接種5.患児,家族への支援 1.心理的支援 2.家族教育 3.糖尿病キャンプ6.ケアのシステム化 1.チーム医療 2.病診連携 3.小児科から内科への移行 4.医療制度 5.諸団体
内容説明
21世紀の幕開けを機に、糖尿病をもつ小児および思春期の青年のQOL向上を目指して、糖尿病管理のガイドラインを示したものが本書です。本書の内容は必ずしもすべてが学術的証拠に裏づけされているわけではありませんが、日本の小児・思春期糖尿病専門家の臨床経験を集積したコンセンサスガイドラインといえます。
目次
1 総論
2 1型糖尿病
3 2型糖尿病
4 生活指導
5 患児、家族への支援
6 ケアのシステム化
付録 第六次改定日本人の栄養所要量
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- 和書
- 男の覚悟