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出版社内容情報
《内容》 ▼麻酔施行前の医師が，どのような患者にどのように説明し，どのような形で同意を得るのがよいかを，具体的に丁寧に解説したインフォームド・コンセントの実践的指導書．▼著者は医療訴訟の場で，鑑定人や参考人などの立場を，さらに「被告」というつらい立場も経験した．医師の注意義務を最大限に盛り込んだ麻酔やペインクリニック領域での患者への説明文も試作してある．▼麻酔科医が最新の注意を払っていても偶発合併症が発生する可能性があることを患者や家族に知ってもらい，麻酔科医は患者管理の責任の重さを自覚することを目的としたコンパクトな実際書． 《目次》 【主要目次】1．日本における医事紛争の現状2．インフォームド・コンセンとは3．麻酔は患者の同意を要する医療行為なのか4．手術の危険度と術前患者状態5．外科手術と危険度6．麻酔の危険性と麻酔死7．麻酔の説明に必要な基礎的事項8．手術や検査の麻酔の説明文と同意書9．神経ブロックの合併症と防止策10．ペインクリニックにおける説明と同意11．ペインクリニックでの患者への説明文12．医療訴訟をなくするために13．訴訟の対応の仕方14．事例：交通事故による難治性胸部痛に対するくも膜下フェノールグリセリンブロック15．参考文献16．資 料
内容説明
本書は医療訴訟の現場で、裁判鑑定人、被告弁護士依頼の鑑定人、弁護人や参考人といった立場ばかりでなく、「被告」という辛い立場で訴訟に関係した経験から、麻酔を施行するさいの医師の心構えと患者への説明はいかにあるべきかをまとめ、医師の注意義務を最大限に盛り込んだ麻酔やペインクリニック領域での患者への説明文を試作して、麻酔科領域における「説明と同意」の指針とした。
目次
日本における医事紛争の現状
インフォームド・コンセントとは
麻酔は患者の同意を要する医療行為なのか
手術の危険度と術前患者状態
外科手術と危険度
麻酔の危険性と麻酔死
麻酔の説明に必要な基礎的事項
手術や検査の麻酔の説明文と同意書
神経ブロックの合併症と防止策
ペインクリニックにおける説明と同意〔ほか〕
