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出版社内容情報
《内容》 急な患者の診療に必要な画像診断からIVRまでの勘所がつかめる実際書．急変する疾患は何か，見逃さないための撮影法は，画像所見の何に注目すべきか，経過観察で注意すべき点はなど，読んですぐ使える知識を満載．日本放射線医学会救急放射線研究会からのメッセージが伝わる一冊．
《目次》
【主要目次】
１．頭部
A．外傷
・脳外傷のCT所見・意識レベル・経過観察CTのタイミング
・脳挫傷
・DAI（びまん性軸索損傷）
・急性硬膜外血腫
・急性硬膜下血腫
・外傷性脳循環障害
・顔面外傷
・側頭骨骨折
B．血管障害
・くも膜下出血
・非典型的破裂脳動脈瘤症例のCT
・脳内出血
・脳梗塞
・静脈洞血栓症および深部静脈血栓症
・動脈解離
C．頭部手術後合併症
２．胸部
A．外傷
・肺実質損傷（肺挫傷）
・血胸・肋骨骨折
・外傷性気胸・気縦隔
・心損傷
・大血管損傷
B．ICU，ポータブル
・ICU・ポータブル
・カテーテル・チューブ類
C．肺水腫
D．肺炎
E．肺血栓塞栓症・下肢静脈血栓症
・急性下大静脈血栓症
F．縦隔膿瘍・食道破裂
・頸部縦隔膿瘍
・食道破裂
・縦隔奇形腫破裂
G．大動脈瘤・大動脈解離
・胸部大動脈瘤破裂
・大動脈解離
３．腹部
A．外傷
・腹部外傷の診断
・肝損傷
・脾損傷
・腎損傷
・膵損傷・十二指腸損傷・胆道損傷
・消化管損傷・腸間膜損傷
・横隔膜損傷・腹膜損傷
・骨盤臓器損傷
B．急性腹症
・急性腹症の診断―見落としを少なくするために
１ 肝臓
２ 胆嚢，胆管
３ 脾臓
４ 膵臓
５ 腎，尿路
６ 消化管
７ 後腹膜，骨盤臓器
８ 腹部大動脈，下大静脈，その他の急性後腹膜腔病変
４．骨
A．脊椎外傷
１ 頸椎の外傷
２ 胸椎の外傷
３ 腰椎の外傷
B．四肢
１ 見逃されやすい骨折
・小児の上腕骨顆上骨折／橈骨近位端骨折／手の舟状骨骨折／
大腿骨近位部骨折／脛骨高原骨折／踵骨骨折
２ 見逃されやすい脱臼
・肩関節後方脱臼／中足足根関節脱臼骨折
３ その他特殊な骨折
・ストレス骨折：大腿骨頸部／剥離骨折：Segond骨折
C．小児骨折
１ 小児の骨折の特徴
２ 小児でよくみられる骨折，脱臼
・不全骨折／骨端線付近の骨折／外傷が明らかでない骨・関節損傷
３ 非外傷性の骨端線の障害
・大腿骨頭すべり症／ストレスによる成長板障害／神経・筋障害による
骨端線近傍の障害／被虐待児症候群／ストレス骨折／病的骨折
５．小児
A．新生児
１ 頭部
・硬膜下血腫
・頭血腫・帽状腱膜下血腫
・新生児低酸素性虚血性脳症―軽～中等度仮死
・新生児低酸素性虚血性脳症―重度仮死
２ 胸部
・先天性横隔膜ヘルニア
・呼吸窮迫症候群
・新生児一過性多呼吸症
・胎便吸引症候群
・気管食道瘻（食道閉鎖）
３ 腹部
・中腸軸捻転を伴った腸回転異常
・肥厚性幽門狭窄症
・小腸閉鎖（空腸閉鎖，回腸閉鎖）
・消化管重複嚢胞
・鎖肛（直腸肛門奇形）
・十二指腸閉鎖
B．幼小児
１ 頭部
・急性小児片麻痺
・もやもや病
２ 異物
・気管気管支異物
・気道内異物
３ 頸部
・クループ
４ 胸部
・先天性気管狭窄
・先天性肺葉性肺気腫
・喘息
５ 腹部
・Hirschsprung病（重症腸炎合併例）
・急性虫垂炎
・アレルギー性紫斑病
・先天性胆道拡張症
・一側腔閉鎖を伴った完全重複子宮
６ その他
・骨の正常変異
・被虐待児症候群
６．IVR
A．頭部
・動脈瘤
・顔面出血（鼻出血）
・脳血栓・血栓溶解療法
B．胸部
・喀血
・気道狭窄
・急性肺血栓塞栓症
・大動脈解離
・気胸
C．腹部
・出血に対する緊急TAE
・肝損傷（動脈塞栓術の適応）
・脾損傷（動脈塞栓術の適応）
・骨盤骨折―出血のコントロール
・大動脈バルーンカテーテル
・消化管動脈性出血・術後動脈性出血（救急動脈塞栓術：TAE）
・肝癌破裂
・肝動脈瘤
・膵炎の治療とIVR
・膵炎動注療法
・膵炎に合併した仮性動脈瘤
・上腸間膜動脈血栓溶解療法
・四肢動脈血栓症に対する血管内治療
・経皮的ドレナージ（非血管分野）
・イレウス管挿入法
・S状結腸捻転症整復術
D．小児
・腸重積整復術
・小児における経皮ドレナージ
７．多発性外傷における画像診断と治療の進め方
文献
目次
１ 頭部
２ 胸部
３ 腹部
４ 骨
５ 小児
６ ＩＶＲ
７ 多発性外傷における画像診断と治療の進め方
