出版社内容情報
《内容》 IVRは低侵襲性であること,合併症が少ないこと,患者のQOLの維持・向上,入院期間の短縮,医療費の軽減などの利点があり,がんの治療において良好な治療効果を現す治療法である.本書は,症例のIVRの前後の写真を対照・比較して呈示し,その効果を解説.さらに各領域のコメンタリーとして概念,適応,標準的手技,成績をまとめ,インフォームド・コンセントの例文もあげて示した.
《目次》
【主要目次】
1.Interventional radiology の概念と歴史
2.がんの診断・治療におけるinterventional radiology の分類
3.各領域におけるinterventional radiology の実例
1.上大静脈,下大静脈の狭窄・閉塞に対するステント治療
2.悪性気道狭窄に対するメタリックステント治療
3.経皮的針生検
4.動脈化学塞栓療法
5.肝動注化学療法
6.胆道狭窄・閉塞に対する治療
7.膿瘍ドレナージ
8.体腔液ドレナージ
9.消化管狭窄・閉塞に対するメタリックステント治療
10.臓器破綻に対する治療
11.術後出血に対する治療
12.経皮的直達治療
13.がん関連疾患とIVR
14.QOLを考慮したIVRの応用
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