出版社内容情報
《内容》 各疾患毎の呼吸不全病態の特徴と、それに対応して、なぜリハビリテーションが必要か、そのメカニズムを明らかにし、その手技全般を平易に解説した実際書。今改訂では、1.特発性間質性肺炎を追加、2.呼吸器トレーニングの実践法、3.腹式呼吸体操の具体的方法、4.在宅酸素療法における人工呼吸器、呼吸同調型酸素供給調節器の使い方などを中心とした進歩を加筆した。
内容説明
本書の特徴は、呼吸のリハビリテーションの原理とその手技全般について記述しているが、とくに各疾患ごとの呼吸不全病態の特徴とそれに対応して、なぜリハビリテーションが必要か、そのメカニズムを明らかにした点である。9年を経た今、基本的には、これらの内容に訂正するところはない。日々進歩する薬物療法とは異なり、呼吸筋を中心とした呼吸のリハビリテーション医学の骨格は、9年の年月を経ても変わらない。この度の改訂に際して補充加筆した部分は、対象疾患として前回記述できなかった特発性間質性肺炎の追加、呼吸筋トレーニングの実践状況、腹式呼吸体操の具体化、在宅酸素療法における吸入O2流量の適正化および人工呼吸器、呼吸同調型酸素供給調節器などを中心とした器機の進歩の軌跡などである。
目次
1 呼吸器疾患におけるリハビリテーション
2 リハビリテーションの基礎医学
3 リハビリテーションの対象となる疾患とその病態および適応
4 リハビリテーションの目標と内容
5 リハビリテーションスタッフとリハビリテーションのすすめ方
6 患者教育と患者へのアプローチ
7 肺理学療法
8 運動療法
9 在宅酸素療法
10 日常生活の管理
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