出版社内容情報
《内容》 コンタクトレンズの適応と禁忌に始まり,検査および処方の手順,装用指導法や装用に伴う眼障害の対策などを,写真・図表を豊富に用いて平易に解説.レンズ一覧,ケア用薬剤一覧のほか歴史,レンズ基準などコンタクトレンズのすべてをまとめた.前改訂から5年,その後の使い捨てレンズや頻回交換レンズの普及,手術の進歩に合わせて内容を一新した. 《目次》 [主要目次]1章 適応と禁忌A.眼科と屈折矯正B.屈折矯正の評価C.矯正の方法D.眼 鏡E.コンタクトレンズF.屈折矯正を目的とした手術G.コンタクトレンズの種類と適応H.コンタクトレンズの禁忌I.コンタクトレンズの将来2章 処方に必要な検査A.問 診B.屈折検査C.前眼部検査D.角膜前面曲率半径測定検査E.特殊な検査3章 処方の手順A.トライアルレンズ装用による処方に必要な検査B.強度乱視へのトーリックレンズの種類・処方とその手順C.老視用コンタクトレンズの種類・処方とその手順D.無水晶体眼患者への処方とその手順E.小児患者への処方とその手順F.円錐角膜患者への処方とその手順G.角膜移植術後のコンタクトレンズ処方の手順H.虹彩付きカラーコンタクトレンズの処方とその手順I.治療用コンタクトレンズの処方とその手順J.ドライアイ患者への処方とその手順4章 装用指導法A.処方レンズの検査方法および装着状態の検査方法B.レンズ着脱練習C.レンズ着脱に伴うトラブルの対処D.レンズ装用計画およびその注意点E.レンズ取り扱い方法とその注意点5章 装用に伴う症状と苦情処理A.ハードコンタクトレンズB.ソフトコンタクトレンズのクレームC.コンタクトレンズケア液D.クレームの主な原因E.患者への基本的指導6章 眼障害とその対策A.コンタクトレンズによる眼障害の種類と発生頻度B.コンタクトレンズによる眼障害の自覚症状C.PMMA-HCL,RGPCLによる眼障害とその対策D.ソフトコンタクトレンズによる眼障害とその対策E.使い捨てソフトコンタクトレンズ7章 定期検査A.定期検査の現状B.自覚的症状の問診C.コンタクトレンズの検査D.矯正視力検査E.細隙灯顕微鏡によるフィッティング検査および前眼部検査F.使い捨てソフトコンタクトレンズの定期検査G.連続装用時の定期検査の重要性8章 スポーツとコンタクトレンズA.スポーツ時における視機能の重要性B.スポーツ時の視力矯正方法選択の現状C.加齢が視機能に及ぼす影響D.スポーツ眼外傷についてE.現在開発中のスポーツ用ソフトコンタクトレンズ付章 コンタクトレンズに関する資料A.コンタクトレンズの歴史B.用語とその解説C.物 性D.材 料E.検査器械F.薬 剤G.管理手帳H.視力補正用コンタクトレンズ基準I.レンズメーターの日本工業規格J.屈折矯正手術の指針K.近視を対象としたエキシマレーザーに関する米国の最新情報についてL.文 献
内容説明
本書は、「処方に必要な検査および手順」を「処方に必要な検査」と「処方の手順」に分けた。「処方の手順」には従来のレンズ処方に加え、ディスポーザブルタイプのレンズや乱視矯正用トーリック、さらに老視の矯正用の二重焦点や回折レンズの処方を新たに加えた。そして、眼外傷を予防するうえでも、さらにスポーツ時に最高の視力を維持させるためにもコンタクトレンズがより有効に利用されるように、新しくスポーツ時のコンタクトレンズの項目を設けた。
目次
1章 適応と禁忌
2章 処方に必要な検査
3章 処方の手順
4章 装用指導法
5章 装用に伴う症状と苦情処理
6章 眼障害とその対策
7章 定期検査
8章 スポーツとコンタクトレンズ
付章 コンタクトレンズに関する資料