内容説明
わが国の糖尿病の患者さんは200万人以上といわれており、約半数はまだ病気に気付いていないか、または放置している人たちです。糖尿病という病気は、放っておくと、目や腎臓、神経などを侵す、おそろしい合併症をひきおこします。それを予防するためには、通院とともに日常の自己管理に心がけていかなければなりません。本書は、患者さんの自己管理のうえに必要な事柄が具体的に書かれており、必ずお役に立つと信じております。
目次
糖尿病とは
糖尿病の養生のあり方
糖尿病の合併症とその予防
どのような検査が必要か
自分で行う糖尿病のコントロール(体重のコントロール;食事によるコントロール;運動療法によるコントロール;薬による糖尿病のコントロール;日常生活ガイドと注意点)
よい医師の選び方
健やかな人生を送るために
付章.糖尿病コントロールのための自己チェック