出版社内容情報
《内容》 本書はATLを発見した高月清編集によるわが国独特の血液疾患をまとめた個性あふれる内容。とくに当教室での貴重な症例検討、編者の症例に接する着眼点などは、実際の診療・研究をすすめる上で重要な助言となる。内容は血液学の歴史、日本人の血液疾患の特徴と代表的な疾患の症例を解説することにより血液学の現状が把握できる。
内容説明
1995年文化功労者顕彰、熊本大学医学部第二内科高月清教授、退官記念出版。1977年ATL発見から1995年AIDS遺伝子治療申請と世界の血液病学をリードしつづけてきた軌跡をここに凝縮。
目次
総論(血液学の歴史;日本人の血液疾患)
各論(貧血;血小板の異常およびサイトカイン;白血病;悪性リンパ腫;成人T細胞白血病(ATL)
多発性骨髄腫と類縁疾患
免疫不全症(AIDSを含む)
輸血と骨髄移植
出血、凝固の異常
全身疾患と血液)