内容説明
消化器内視鏡の近年の進歩は目覚ましく、電子内視鏡の登場と普及により、現在では内視鏡は消化管疾患の診断のみならず治療にも広く用いられるようになってきた。本書では、これらの進歩をふまえ、内視鏡検査のみならず、内視鏡的治療の実施方法をその手順に従い、具体的に解説するとともに、著者らの長年にわたる経験に基づく注意事項を数多く記載し、実施臨床に役立つようにしている。
目次
1 上部消化管検査法
2 下部消化管検査法
3 内視鏡的逆行性胆道膵管造影法(ERCP)
4 色素内視鏡検査法
5 内視鏡的治療法
6 超音波内視鏡検査(EUS)
7 機器の消毒とメンテナンス
8 内視鏡検査の予約と内視鏡所見の記録・保存