目次
１章 総論（臨床―歴史から間質性肺炎を紐解く；画像―間質性肺炎の画像の読み方；病理―間質性肺炎の病理形態学）
２章 各論（感染を契機に急性増悪を繰り返した慢性間質性肺炎；肺がんを合併したＣＰＦＥの一例；多発浸潤影を呈した特発性器質化肺炎；上葉優位な慢性経過を示す肺線維症；〓離性間質性肺炎の一例；病歴から原因が推測された間質性肺炎；急性増悪した慢性間質性肺炎 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
文狸
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総論は天理の間質性肺炎のエッセンスが詰まっていて必読。自由に書き散らされているが、そのぶん、古典的で錆びない病態の深い考察の核が端的に記述されている。各論は病理の議論についていけない部分もあった。症例から学ぶというコンセプトなのかもしれないが、後半にいくにつれ大局的な視点が失われていくような感覚があった。2025/06/03
