出版社内容情報
《内容》 近年、心機能不全の病態生理の解明が臨床の現場から強く求められている中で、分子生物学の発展は、この分野においても多くの生化学的、分子生物学的知見をもたらしている。本書は、主要な心疾患から今日ホットな話題となっている疾患まで、心臓病の病態生理を生化学的視点からとらえ、しかも理解されやすいよう体系的に解説したものである。
内容説明
本書は、従来の教科書とは異なって心臓病の病態生理を生化学的な視点からとらえて、しかも理解されやすいように体系的に解説したものである。
目次
心臓の病態生化学理解のための分子生物学入門
心臓の分子生物学
心筋細胞の受容体と情報伝達機構
加齢と心筋代謝―胎児からの個体発生も含めて
心肥大の病態生化学
心筋不全の生化学
心筋のホルモン産生と分泌
狭心症の病態生化学
心筋梗塞の病態生化学
再潅流の病態生化学〔ほか〕
