内容説明
病跡学的視点から、辞書編集者、作家、そして日本独自の精神療法。「森田療法」にも通じる精神医学のパイオニアであった、サミュエル・ジョンソンの実像をあぶり出す!
目次
第1章 「森田療法理論」とは
第2章 「病跡学」とは
第3章 サミュエル・ジョンソンと狂気
第4章 狂気と想像力について
第5章 ジョンソンのメランコリーと「森田療法」
第6章 『アビシニアの王子ラセラス』と「意味療法理論」について
第7章 ジョンソンと夏目漱石
第8章 ジェームズ・ボズウェルの『サミュエル・ジョンソン伝』について
第9章 リットン・ストレイチーの『フローレンス・ナイチンゲール』への一考察
著者等紹介
中村賢一[ナカムラケンイチ]
1954年名古屋市に生まれる。1994年中京大学大学院文学研究科修士課程修了。専門学校享栄ビジネスカレッジ、名古屋短期大学、南山短期大学、岐阜大学を経て、中京大学・愛知大学非常勤講師。専門は18世紀英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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